【東京スカイツリーから徒歩4分】動眼神経麻痺でお困りなら口コミ100件以上のクボ鍼灸院

- 朝からまぶたが重く垂れ下がり、自分の意思で目を開けることが困難になる。
- 物が二重に見える(複視)ことで距離感が掴めず、階段の昇り降りや歩行に強い不安や恐怖を感じる。
- 激しい眼精疲労や頭痛、そして「いつ元の視界に戻るのか」という焦りや不安が波のように押し寄せ、日常生活の質が著しく低下してしまう。
動眼神経麻痺は、目を動かす筋肉や瞳孔、まぶたの引き上げを司る「動眼神経」の機能が、血流障害や炎症、圧迫などによって損なわれる疾患です。
まぶたが下がる(眼瞼下垂)、眼球が外側を向いたまま動かない(眼球運動障害)、瞳孔が開くといった外見上の変化に加え、複視による精神的な疲弊やめまい、眼精疲労など、症状は多岐にわたります。

現代医学では、糖尿病や脳動脈瘤、脳梗塞といった原因疾患の治療を優先しながら、ステロイド薬やビタミン剤の投与、あるいは経過観察が行われるのが一般的です。
しかし、急性期を過ぎても麻痺の回復が停滞したり、まぶたの重さや複視が残ったりすることで、日常生活の不自由さに長期間悩む方も少なくありません。
本記事では、動眼神経麻痺に対する鍼灸治療がどのような症状・お悩みに適しているのか、東洋医学的視点と臨床経験を交えてわかりやすく解説します。
まぶたの下がりや複視、目の周辺の不快感にお悩みの方は、ぜひご覧ください。
現代医学からみる動眼神経麻痺の原因

現代医学では、目を動かす筋肉(外眼筋)や、まぶたを上げる筋肉、瞳孔を調節する機能を司る「第3脳神経(動眼神経)」が、何らかの理由でダメージを受け、情報伝達が途絶えることが原因と考えられています。
① 神経へのダメージ(血流不足や圧迫)
神経そのもの、または神経に栄養を送る血管に問題が生じることで麻痺が起こります。
- 血流障害(虚血): 糖尿病や高血圧により血管が詰まり、神経が「栄養不足」の状態になる。
- 物理的な圧迫: 脳動脈瘤や腫瘍が神経を外側から押しつぶしてしまう。
- 炎症・外傷: ウイルス感染による炎症や、事故などの衝撃で神経が傷つく。
② 筋肉のコントロール不能(眼位と見え方の変化)
動眼神経が司る「まぶたを上げる筋肉」や「目を動かす4つの筋肉」が働かなくなります。
- 眼位のズレ: 内側に寄せる筋肉が麻痺し、眼球が外側に向いたまま固定される。
- 眼瞼下垂: まぶたを引き上げる力がなくなり、重く垂れ下がる。
- 瞳孔の異常: 瞳孔を絞れなくなり、光を眩しく感じたりピントが合わなくなったりする。
- 複視: 左右の視線が一致しないため、物が二重に見える。
③ 二次的な不調(回復を妨げる要因)
麻痺による「見えにくさ」を補おうとして、体には別の負担がかかります。
- 首・肩の極度な緊張: 複視を避けようと首をかしげる癖(頭位異常)がつき、激しいこわばりを生む。
- 視覚情報による脳疲労: ズレた情報を脳が必死に処理しようとして、頭痛や吐き気を引き起こす。
- 自律神経の乱れ: 不安やストレスが血流を悪化させ、神経の再生に必要な栄養供給を妨げてしまう。
東洋医学からみた動眼神経麻痺の原因

東洋医学では、目は「五臓六腑の鏡」と呼ばれ、全身のエネルギー状態が反映される場所です。
動眼神経麻痺による眼瞼下垂や眼球運動障害は、主に「筋肉・神経の栄養不足」と「流れの滞り」が原因と考えます。
① 脾気虚・中気下陥(まぶたを持ち上げる力の不足)
東洋医学において、まぶたは「脾(消化器)」が司る領域です。
脾のエネルギー(気)が不足すると、まぶたを持ち上げる力が維持できなくなります。
- まぶたの下垂: 重力に抗ってまぶたを引き上げる「昇清作用(しょうせいさよう)」が弱まり、眼瞼下垂が起こります。
- 筋肉の無力化: 目を動かす筋肉(肉)への栄養供給が途絶え、眼球を内側や上下に動かす力が入りません。
- 症状: まぶたが重い、疲れがたまるとさらに目が閉じてしまう、食後の倦怠感。

② 肝腎陰虚・血虚(神経と筋肉の栄養失調)
「肝」は目と筋肉(筋)を司り、「腎」は生命力の源(精)を蓄えている臓腑です。
これらが消耗すると、神経の修復力が低下し、麻痺が長期化しやすくなります。
- 神経への栄養不足: 肝の「血」が不足することで、目を動かす「筋(神経・腱)」に栄養が行き渡らず、しなやかな動きが失われます。
- 回復力の停滞: 腎の「精」が不足すると、組織を再生する力が弱まり、複視や麻痺の改善が足踏み状態になります。
- 症状: 目が乾く、かすむ、夕方になると複視がひどくなる、足腰の重だるさ。
③ 経絡阻滞(血流の滞りと神経の遮断)
現代医学でいう「血流障害」や「圧迫」は、東洋医学では経絡(エネルギーの通り道)が塞がった状態(阻滞)と考えます。
気血の滞り(瘀血):目の周囲や頭部の血流が滞ることで、動眼神経の伝達が物理的にブロックされます。
外風・内風の侵入:急激に起こる麻痺は、体に「風(ふう)」という邪気が入り込み、神経の流れをかき乱したものと捉えます。
症状:目の奥の固定した痛み、顔や頭の重圧感、突然の発症。
動眼神経麻痺への鍼灸アプローチ

鍼灸治療では、東洋医学の視点に基づき、麻痺した神経への血流を促して「まぶたを上げる力」と「眼球を動かす力」の回復をサポートします。
① 局所血流の改善と神経再生の促進
麻痺した動眼神経と、それによって動かなくなる筋肉(外眼筋・上眼瞼挙筋)へ直接アプローチし、修復に必要な栄養を届けます。
- 眼周りへのアプローチ: まぶたを引き上げる筋肉の反応を促し、眼球の可動域を広げるための刺激を与えます。
- 頚肩部の緊張緩和: 複視(二重に見える)を補正しようとして硬くなった首や肩を緩め、脳から目への血流ルートを整えます。
- 使用経穴例: 陽白、攅竹、太陽、風池、天柱など

② 脾気虚(持ち上げる力)の強化
東洋医学では、まぶたは「脾(消化器)」が司り、エネルギーを上へ持ち上げる力(昇清作用)を担っていると考えます。この力を高めることで、眼瞼下垂の改善を強力にサポートします。
- 「持ち上げるスイッチ」を入れる: 下がってしまった気を頭頂部へと引き上げ、まぶたを自分の意思で維持できるように導きます。
- 筋肉への栄養産生: 胃腸の働きを整えてエネルギー(気血)を十分に作り出し、麻痺した組織の修復を早めます。(使用経穴:足三里)
- 症状の安定: 「夕方になると目が閉じてしまう」「疲れると複視がひどくなる」といった、スタミナ不足による症状の悪化を防ぎます。
③ 自律神経の調整と根本体質の改善
神経の修復は、リラックスした「副交感神経」が優位な状態で最も進みます。全身のバランスを整え、再発しにくい体づくりを目指します。
- 自律神経の安定: 精神的な不安やストレスを和らげ、末梢血管を拡張させることで、神経の再生を阻害する要因を取り除きます。
- 体質に合わせた根本治療: 「肝・腎」などのエネルギー不足も考慮し、麻痺の回復が停滞しないよう内側から底上げします。
- 使用経穴例: 内関、太衝、腎兪、三陰交など
成功事例多数!動眼神経麻痺の実績と経験

【当院の強み①】豊富な臨床経験と神経修復に特化した鍼灸施術
急な発症による眼瞼下垂(まぶたの下がり)、複視(ものが二重に見える)、眼球運動障害など、日常生活を大きく制限する動眼神経麻痺の症状に対応しています。
これまでに多くの症例を重ね、神経の回復段階や患者様一人ひとりの消耗度に合わせたオーダーメイド施術を提供。
麻痺した神経への血流促進、目を動かす筋肉の柔軟性回復、自律神経の調整を軸に、麻痺の早期改善と後遺症を残さないための体質づくりを目指します。
【当院の強み②】医療との連携と最新の神経科学的知見

当院代表は、医師との共同研究や国内外学会での症例報告の実績があり、動眼神経麻痺に関する最新の知見を施術に取り入れています。
病院での検査結果(原因疾患、麻痺の程度)、ビタミン剤等の投薬状況、全身の神経学的所見を踏まえ、東洋医学の「証(体質)」に合わせた最適な施術プランを立案。
安全と効果の両立:医療機関での経過観察や治療と鍼灸を組み合わせることで、血流改善や筋肉の萎縮防止など、薬物療法だけではカバーしきれない領域を強力にサポートします。
【当院の強み③】徹底的な検査(四診)による「麻痺の根本原因」追及

問診・脈診・舌診・触診などの四診を駆使し、動眼神経麻痺の背景にある五臓のバランスの崩れを丁寧に特定します。
単なる局所への刺激にとどまらず、「脾(まぶたを持ち上げる力)」や「腎(再生する力)」の消耗、自律神経の状態まで含めた総合評価を実施。
特に、まぶたを支える「昇清作用(エネルギーを持ち上げる力)」に着目し、再発を防ぎながら回復を後押しする最適な施術プランを構築します。
【当院の強み④】生活習慣・神経疲労へのきめ細やかな指導

動眼神経麻痺の回復を左右する、視覚的ストレスや自律神経の乱れ、頚肩部の過度な緊張を丁寧に評価し対応します。
複視を避けようとする不自然な姿勢(頭位異常)からくる首・肩の凝りを鍼灸でリセットし、神経の再生に適したリラックス状態を作ります。
併せて、神経修復を助ける栄養のアドバイス、目の休ませ方、まぶたのセルフケアなど、日常生活における注意点も指導。
回復への不安に寄り添い、以前のような健やかな視界を取り戻せるよう全力でサポートします。
最後に:動眼神経麻痺でお悩みの方へ

今すぐ始めるべき「神経の修復と全身の回復」への第一歩
まぶたが突然下がってしまう、物が二重に見える、目が思うように動かない。
動眼神経麻痺によるこれらの症状は、日常生活を大きく変えてしまうだけでなく、「本当に治るのだろうか」という深刻な不安を伴うものです。
当院では、麻痺した神経や筋肉に栄養を届ける血流の改善、まぶたを持ち上げる「脾(ひ)」の力を補う独自の鍼灸施術、そして神経再生を助ける自律神経の調整を組み合わせ、お一人おひとりの回復段階に合わせたオーダーメイドの施術を提供しています。
- まぶたが重く垂れ下がり、開けるのがつらい
- 複視(二重に見える)が続き、歩行や家事が困難
- 夕方になるとさらに症状が悪化する
- 病院での治療と併せて、何かできることはないか探している
これらはすべて、神経と体が発しているSOSのサインです。
当院では、あなたの「根本原因」を東洋医学的に見極め、五臓六腑のバランスを整えることで、滞った気血の流れをスムーズにし、神経の再生を最大限に後押しします。
一つひとつの変化を大切に、あなたが以前のような健やかな視界と日常を取り戻せるよう、私たちは全力でサポートいたします。
| 施術メニュー | 料金 |
東洋鍼灸 (45分) | 5,500円(税込) |
※初回5500円+初検料2000円=7500円(税込)
初めての方でも安心して施術を体験できるよう、電話にて無料相談を受付中です。
鍼灸治療をご希望の方は気軽にご連絡ください。






