なぜ中学生に多い?起立性調節障害で朝起きられない原因「エネルギー不足」の治し方

  • 学校へ行こうとすると頭痛や吐き気がひどくなる
  • 朝、何度声をかけても起きられない
  • 昼夜が逆転して生活リズムがドンドン悪くなる

そんなお子さんの姿を見て、お母様はどれほど心を痛めてこられたでしょうか。

病院で「起立性調節障害(OD)」と診断され、低血圧の薬を飲んでもなかなか改善しない日々もありますよね。

出口の見えない不安の中で、「私の育て方が悪かったのかしら」「私の性格が影響しているのかも」と、自分自身を責めてしまっているお母様も少なくありません。

しかし、どうか自分を責めないでください。 中学生のお子さんが動けないのは、甘えでも、お母様のせいでもありません。

東洋医学の視点から見れば、それは非常にシンプルな「エネルギー不足」の状態です。

成長期という、人生で最もエネルギーを必要とする時期に、体内でエネルギーを作る「内臓の底力」が追いつかず、いわば「ガス欠」を起こしてしまっているのです。

頑張りたくても、動くための燃料が空っぽ。 そんな状態のお子さんに必要なのは、無理やり動かすことではなく、「自分でエネルギーを生み出せる体」へと内側から立て直してあげること。

本記事では、なぜ中学生の体でエネルギー産生が止まってしまうのか、そして、漢方や鍼灸がいかにして「内臓の底力」を取り戻し、不登校や低血圧という壁を乗り越える力になるのかを詳しく解説します。

親子で笑顔の朝を取り戻すための第一歩として、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

なぜ、起立性調整障害は中学生に多いのか?

起立性調節障害(OD)がなぜ中学生という時期に集中して起こるのか。

それは、単なる「思春期の不安定さ」ではなく、「体と脳の急激な成長」に「エネルギー供給システム」が追いついていないという、物理的なミスマッチが原因です。

専門的な視点から、その理由を3つのポイントで解説します。

1.成長期という「巨大なエネルギー消費」とミトコンドリアの限界

私たちの細胞の中には、エネルギー(ATP)を作り出す「ミトコンドリア」という発電所が存在します。

中学生の体は、身長を伸ばし、骨を強くし、脳を成熟させるために、このミトコンドリアをフル稼働させて、大人の数倍のエネルギーを消費しています。

いわば、常に「フルスロットルで高速道路を走り続けている車」のような状態です。

しかし、この発電所を動かすための「酸素」や「栄養」の供給が追いつかなくなると、ミトコンドリアの発電効率がガクンと落ちてしまいます。

これが起立性調節障害(OD)の背景にある、細胞レベルのエネルギー不足です。

2.「脾(ひ)」の弱りが発電所の燃料不足を招く

東洋医学では、エネルギーを生み出すシステムを「脾(ひ)」と呼びます。現代医学でいえば、ミトコンドリアに送るための「質の良い燃料」を精製する消化吸収機能のことです。

最近の中学生は、睡眠や食生活の乱れなどにより、この「脾」がクタクタに疲れ切っています。

その結果、ミトコンドリアに届く燃料が不純物だらけになったり、供給が途絶えたりしてしまいます。これでは、いくら本人が「頑張りたい」と思っても、細胞レベルで動くためのパワーが作れません。

3.「低血圧」は、体を守るためのセーフティ機能

ミトコンドリアでのエネルギー産生が低下すると、体は最も大切な「心臓」や「内臓」の動きを維持することを優先し、それ以外の活動を制限する「省エネモード」に入ります。

  • 脳への送電カット:脳へ血液(酸素と栄養)を送るには強い圧力が要りますが、そのエネルギーを節約するために血圧を下げます。これが立ちくらみの原因です。
  • 強制シャットダウン:脳が「これ以上動くと発電所が壊れる!」と判断し、横になったまま動けなくさせます。

つまり、朝起きられないのは、体が「ミトコンドリアのパンク」を防ぐために、ブレーカーを落として休止状態を維持しようとしているからなのです。

中学生特有の「発育の急加速」に自律神経が追いつかない

中学生の体は、人生で最もダイナミックな変化を遂げる時期です。

この「急激な変化」こそが、自律神経をパニックに陥らせる最大の要因となります。

① 「体格」の成長と「循環器」のタイムラグ

中学生、特に成長スパート期の子どもたちは、1年間に10cm近く身長が伸びることも珍しくありません。

骨格や筋肉が急速に大きくなる一方で、心臓や血管といった「血液を送り出すポンプ機能」の成長は、骨格のスピードにすぐには追いつけません。

大きくなった体(特に脳までの距離が伸びた体)に血液を届けるには、より強い圧力とエネルギーが必要になります。

しかし、ポンプ機能が未完成なため、脳への血流が物理的に不足しやすくなり、低血圧や立ちくらみが引き起こされるのです。

② 自律神経は「司令塔」としてオーバーワーク状態

自律神経は、呼吸・体温・血圧などを24時間休まずコントロールする司令塔です。

成長期には、骨の形成、ホルモンの分泌、生殖機能の発達など、司令塔がこなすべきタスクが爆発的に増加します。

そこへさらに、

  • 学校での人間関係や学習のストレス
  • スマートフォンによる視覚情報の過多
  • 不規則な睡眠リズム

などが加わると、司令塔である自律神経は完全にキャパオーバー(オーバーワーク)を起こします。

③ 「心」と「体」の発達のズレ

精神的には大人に近づき、「頑張らなきゃ」「学校に行かなきゃ」という思考(前頭葉)は発達しますが、それに見合うだけの「体力(エネルギー産生)」が追いついていません。

この「やりたい意欲」と「動けない現実」のギャップがストレスとなり、さらに自律神経を乱すという悪循環に陥ります。

起立性調整障害を克服するためのアプローチ3つ

細胞レベルのエネルギー不足を解消するためには、外からの刺激(鍼灸)と、中からの燃料(食事)、そして全体の調整(漢方)を組み合わせるのが最短ルートです。

1. 【鍼灸】送電ルートの「詰まり」を取り、内臓のスイッチを入れる

ミトコンドリアが発電しても、首の後ろがガチガチに凝っていると、脳への送電線が遮断されたままです。

当院の鍼灸では、まず首(上咽頭付近)の緊張を緩めて自律神経系を調整し、脳への血流ルートを確保します。

同時に、お腹のツボを優しく刺激することで、眠っていた「脾(胃腸)」のスイッチを入れ、全身へのエネルギー循環を再開させます。

2. 【漢方】ミトコンドリアの「質の良い燃料」を補う

東洋医学には「補気(ほき)」という言葉があります。文字通り「気(エネルギー)」を補うこと。

お子様の体質に合わせて、ミトコンドリアの働きを直接助けるような和漢素材を選び抜きます。

これは無理やりエンジンを回す昇圧剤とは違い、内臓が自然と熱を生み出し、朝の覚醒に必要なパワーを蓄えていくのを助けるものです。

起立性調整障害に漢方は効く?効果が出にくいケースと鍼灸併用での改善実例

3. 【食事】炭水化物は脳と体を動かす「メインバッテリー」

ミトコンドリアがエネルギー(ATP)を作り出すために、最も欠かせない原材料。それが「炭水化物」です。

最近では「糖質制限」などの言葉を耳にすることも多いですが、成長期の中学生にとって、炭水化物を控えることは、「電池を入れずに機械を動かそうとする」のと同じくらい無謀なことです。

なぜ、炭水化物が「カロリー不足」の救世主なのか

中学生の脳は、全身のエネルギーの約20〜25%を消費すると言われています。この脳の唯一のエネルギー源が、炭水化物から分解されるブドウ糖です。

  • 「ガス欠」の正体は炭水化物不足:脳に糖質(炭水化物)が届かなければ、朝のスイッチは物理的に入りません。

  • 低血圧を防ぐ「保水力」:炭水化物を摂ることで血管内の水分量が保たれ、血圧を維持しやすくなり、立ちくらみの予防に繋がります。

「質の良い炭水化物」で安定した電力を

もちろん、お菓子やジュースの砂糖も炭水化物の一種ですが、これらは「一瞬だけ明るくなってすぐに消える電球」のようなもの。

急激に血糖値を上げ下げし、かえって自律神経を疲れさせてしまいます。

ミトコンドリアが求めているのは、お米や芋類、未精製の穀物など、ゆっくりと長く燃え続けてくれる「安定した電力」です。

お母様へ:あなたが「消耗」しすぎないことが大切です

お子様を支えるお母様が、心身ともに疲れ果ててしまうケースを数多く見てきました。

まず知っておいていただきたいのは、「お母様が自分を削ってまで頑張りすぎないこと」が、結果としてお子様の回復を早めるということです。

1. 「お母さんの責任」ではありません

「私の育て方のせい?」「私の性格が影響した?」と悩む必要はありません。

厳しい言い方をすれば、起立性調節障害は「お子さん自身の体の中で起きている物理的な問題」です。

お母様が責任を感じて一緒に沈んでしまうよりも、「今は体を作り直す時期なんだな」と一歩引いて見守るくらいの方が、家庭内の緊張が解け、お子様のエネルギー漏れも防げます。

2. ご主人との意見の違いについて

家庭内で「甘えだ」と考えるお父様と、症状を理解しているお母様との間で意見が食い違い、板挟みになってしまうお母様は非常に多いです。

また、子供と真剣に向き合えない親もいます。言いたいこと言えず、心の中にしまっておく人が多いですね。

まずはご家族で話し合うことが重要ですが、話し合いの場を設けてもらえないケースもあります。

その場合は、私たちのような専門家にも頼ってみてください。

成功事例多数!口コミ100件以上の実績と経験(起立性調整障害)

押上の鍼灸院なら改善率93.7%のクボ鍼灸院

【当院の強み1】起立性調整障害に特化した独自の鍼灸アプローチ

当院は、起立性調整障害(OD)をはじめ、慢性的な自律神経失調症、炎症性疾患(指定難病)など内臓機能と自律神経に特化した専門鍼灸院です。

代表の久保は、医師と共同で自律神経・アレルギー系の研究を行い、海外(中国)での学会発表も経験。雑誌・メディア掲載多数、さらに東洋医学や温活、養生法に関する著書も3冊出版するなど、専門性の高さが評価されています。

施術では、刺さない鍼・微細な鍼・温灸などを組み合わせ、自律神経と内臓のバランスを整える「内臓調整鍼灸」を実施。この独自メソッドにより、起立性調整障害特有のめまい・立ちくらみ・倦怠感などの症状改善を目指します。

これまでに起立性調整障害(OD)をはじめ、慢性的な疲労・頭痛・消化不良・低血圧症状などの改善実績は100症例以上。

こうした信頼と経験が、埼玉や都内をはじめ遠方からも多くの方が当院を選ぶ理由です。

【当院の強み2】医療機関・専門家との連携と知識

当院では、内科・耳鼻咽喉科などの医師との連携に加え、薬剤師や中医師との相談体制も整えており、鍼灸施術と医療の情報がスムーズに連動する環境を実現しています。

症状の段階や体調に合わせたオーダーメイド施術プランを提供することで、鍼灸単独では届きにくい自律神経や内臓バランスの調整も可能に。

医療機関との連携により、安全性を確保しながら改善効果を最大化します。

お客さまの声(起立性調整障害)

お客様の声①

数々の不調のため、クリニックを何か所か変えながら約3年。不調の症状一つに対して1クリニック、その度に対処方法も変わりました。

最近では、起立性調節障害ということで、血圧上げる薬を飲みはじめたものの、立ちくらみがある、動きたくても動けない、眠れない日が多い、朝起きられない、だるい、生理痛の持続…などなど。

全快に良くならない、よくなりたい、動きたい…と積み重なって浮かんだのは、鍼灸でした。調べると私の不調も改善できるかのかも、と思いました。

どこの鍼灸がよいのか、と考えた際、不調が気になってからお世話になっていた漢方の先生のお勧めでクボ鍼灸院に伺いました。

たくさんある私の不調を丁寧に聴いてくださり、「チカラになれることはあります、絶対良くなります。」と先生の熱い強い想いに頼りました。

通院して2〜3回目くらいから、チカラが湧いてくるような感覚、眠れることに感動。ネガティブな思考が減ったりと感覚が変わってきました。生理痛も激減。本当にびっくりしました。

通院間隔調整の際に、自分で眠れなくなったり、ネガティブな思考回路になってきているときはバランスが偏ってきているなぁと感じ取れたので、現在は自分の身体の感覚に合わせて鍼灸治療と生活リズムの調整をしています。

クボ鍼灸院に出会えていなかったら、私はまだ暗闇にいました。出会えてよかったです。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

お客様の声②

小学生の子どもが、新型コロナの後遺症の治療でお世話になりました。

倦怠感のため学校を長期欠席していますが、2か月ほどで随分改善しました。

コロナの後遺症治療に鍼灸は効果があると聞いていましたが、期待以上でした。

完全に回復するにはもう少しかかりそうですが、焦らずに見守ろうと思っています。

子どものことで私自身も疲れていたため、今は喉の不調を診てもらっています。

喉の奥に何か詰まっているような不快感がありましたが、気にならないくらいまで良くなりました。

子どもも私も不調でイライラしがちでしたが、気持ちに余裕ができたように思います。

先生が話をよく聞いてくれて説明も丁寧なので、安心してお任せできます。

お客様の声③

うつ病とパニック障害と長い間付き合ってきて、たまに大きく体調を崩すことを繰り返してきましたが、今年に入ってからは何事もなく過ぎています。

今までは健康的な生活習慣をしようと心がけていても、疲労感や体調不良でそれが出来なくてもどかしい気持ちでしたが、最近は決めた目標がちゃんと実行できる体力や気力が出るようになりました。

生活習慣も安定してきており、夏からはパーソナルトレーニングを受けられるまでに回復しました。いつも不調が当たり前で、元気な状態がよくわからなくなっていました。

でも、徐々に調子の良い日が多くなり、自分の健康に対する感じ方や考え方も形作られるようになりました。これは自分の中で大切なことでした。

ちょっとした不調にも対処できるようになってきており、自分自身にも自信が持てるようになりました。

現在は生理前後で治療を受けています。徐々に色々なことが回るようになり、生きるのが楽しくなってきました。人生で今が1番元気です。

私にとって、これまで想像できなかった世界が自分の前にどんどん広がっています。

今度は元気になった自分をどう活かしていくのかを考えています。

少しでも鍼灸治療が気になったら是非受けてほしいと思います。クボ鍼灸の先生方は、病気の表層だけを見るのではなく、その人の深いところまで診てくれます。

なので改善が早いのだと感じます。もっとクボ鍼灸院の様な東洋医学に基づいた治療が広まるといいなと思います。

私のかかりつけ鍼灸院になっています!

お客様の声④

身体の怠さ、パニック障害の動悸、鬱症状の気持ちの沈みや無気力、蕁麻疹、アトピー、目の疲れ、のぼせ、不眠、胃痛、頭痛、眠気など、思い出せないくらい沢山の不調がありました。

病院や市販の薬も効いているのか分からなかったです。

クボ鍼灸院に通いはじめた頃も、症状が改善しているか分からず心が折れそうでした。

ですが、気付いたらベッドから出てご飯を作れるようになったり、胃腸薬を飲まなくなったり、友達と遊びに行けるようになったり、旅行に行けたりと、少しずつ元気になっていました。

今では仕事に復帰できて、諦めていた子供も欲しいなと思うようになり、前向きな生活を送っています。

これまでは身体に不調が出ると「もう治らないのではないか」という恐怖心がありましたが、今は先生が相談に乗ってくださるので、とても心強いです。

治療以外にも、生きるうえで大切な考え方をたくさん教えていただき、通院するたび思考もラクになるのも嬉しいです。

院内はすごくキレイで、先生方も受付の方もみなさん明るく、毎週行くのが楽しみです。

最後に:起立性調整障害を乗り越えるために

今すぐ始めるべき「体の流れを整える」第一歩

起立性調整障害は、原因がはっきりしないまま倦怠感・めまい・立ちくらみなどの症状が続くことが多く、お子さまやご家族の生活にも影響を及ぼす現代の課題です。

生活習慣や食事、ストレス、成長期の体調変化など複雑に絡む症状でも、東洋医学的に「根本原因」を見極め、体の流れを整えることで改善へと導きます。

まずは、体質チェックと初回カウンセリングから始めてみましょう。

あなたとお子さまの健やかな毎日を、心を込めてサポートします。

施術メニュー料金

東洋鍼灸 (45分)  

5,500円(税込)

※初回5500円+初検料2000円=7500円(税込)

施術メニュー料金

小児鍼 (20分)  
※8歳以下の場合

2,800円(税込)

※初回2800円+初検料2000円=4800円(税込)

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