劇的な変化よりも、着実な「よかった」を。心と体を整える巡りの話。

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こんにちは!鍼灸師の若菜です。

昨年の後半から、本を読むことが今まで以上に楽しくなり、
自然と読書を習慣にすることができました。

今年もその流れを続けながら、無理なく日常に読書を取り入れています。

毎日必ず、というわけではありません。
移動時間や朝・夜のちょっとした空き時間に、5分でもあれば本を開く。
適度に、テキトーに読み進める(小説はなかなか難しいですが)。

そんなことを続けていたら、本を読むこと自体が楽しくなり、歯磨きのように自然な日課になっていきました。

読むジャンルは、鍼灸や身体に関する本、日々の在り方について書かれた本、エッセイ、小説などさまざまです。

少しそれますが、大人になってからはあまり触れてこなかったマンガやアニメも、昨年からちょこちょこ楽しんでいます。

その多くは患者さんからおすすめしていただいたものです。

患者さんの「好き」から広がる、新しい世界との出会い

施術を通して、みなさんの好きなものを知ることができるのは、私にとってとても嬉しい時間です。

今月は久しぶりに小説を立て続けに読んでいますが、それも患者さんからおすすめされた本、借りた本、プレゼントしていただいた本です。

自分では選ばなかった一冊との出会いは、新しい視点や発見があり、とても面白いなと感じています。

ジャンルが偏りすぎると、どうしても視野が狭くなってしまうことがあります。

だからこそ、誰かにおすすめしてもらった本を読むというのは、とても良い刺激になります。

小説であっても、日々の生活と重なる部分があったりすると
「この本、今のあの人に読んでほしいな」と思い浮かんだりもします。

そして最近、改めて思うのは、本の貸し借りってとても良い文化だということです!

お互いの趣味思考を知る機会にもなったり、会話のネタにもなりますよね。

また、借りている分、一定の期間で必ず読もうという意識が自然と強くなるのも良いなと思います(笑)

読書が苦手な方も、「貸し借り」をきっかけにすると、案外読めるようになるかもしれません。クボ鍼灸院の図書コーナーも、ぜひ活用してみてください!

読んだ後のアウトプットが、自分自身の「軸」を明確にする

本の内容は、どんなに良くても数日、数ヶ月経つと忘れてしまうものかなと思います。

なので、心に響いた本は、繰り返し何度も読めるように購入したり、付箋をはったり、メモに残したりしています。

そして最近大切にしているのは、感じたことを文字に書き出したり、声に出して誰かに話すことで考えを整理することです。

さまざまな本の出会いの中で考えが変わったり、時には違和感を感じることもあるだろうし、取捨選択ができるようになったりもすると思います。

ただそこで感じたことをアウトプットすることで、より自分自身が生きていく上で軸としているものを明確にできたりするんじゃないかなと思います。

ただ話題となっている本などを、なりふり構わずたくさん読めばいい、とは思っていません。

自分が「いいな」と思ったもの、誰かの好きなもの、そこから自然と広がっていくものを選んでいくと読書が楽しくなる気がします。

そこで得られた気づきや感覚を共有し、また別の誰かにおすすめしていく。それがまた次の人へ広がり、誰かの心をふっとほぐすことがあればいいなと思っています。

「よかった」を積み重ねていく。本と鍼灸に共通する心地よい循環

本だけでなく、鍼灸を広めていくのも同じだと思います。

「1回で劇的に変わる」ことや、話題性よりも、少しづつでも着実に、繰り返して「よかった」を増やすこと。

その中で生まれた確かな実感が、人から人へ伝わっていき、必要な人のもとへ自然と届いていくものなのだと思います。

そんなふうに、無理のないかたちで素敵なものが巡っていく循環がとても心地よいですよね。

私にできることは、目の前の一人ひとりの患者さんと、誠実に向き合うこと。

そう改めて感じた1月でした。