高血圧でお悩みの方へ

2019年、日本高血圧学会が発表した高血圧の定義は以下のとおりです。

最高血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、もしくは最低血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上の状態。

高血圧は生活習慣病の1つであり、放っておくと脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、腎臓障害などを引き起こす原因となります。

とはいえ、1983年の高血圧の基準は、最高血圧(収縮期血圧)が180mmHg以上、もしくは最低血圧(拡張期血圧)が100mmHg以上の状態でした。

つまり、この40年の間に最高血圧(収縮期血圧)は40mmHgの改定がなされたということ。

これを良く取るか悪く取るかは人それぞれかと思いますが、現在140〜160mmHg(最高血圧)の人でも、40年前は高血圧と診断されることは無かったということになります。

たしかに、高血圧が原因で様々な病気を引き起こすことは事実です。

しかし、無闇矢鱈に降圧剤を処方する現代医療は間違っていると思いますし、降圧剤によって認知症や心疾患のリスクが増加しているというデータもあります。

ということで今回は「高血圧に対する東洋医学的治療法」をお伝えしていき、薬に頼らない身体作りをご紹介できればと思います。

今後、降圧剤を飲みたくない、高血圧を根本改善したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

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高血圧に対する鍼灸治療

鍼灸

高血圧の治療で大切なことは、「その他の症状」をみていくことです。

例えば、末端冷え性がある場合、心臓は末端に血液を送るために、拍出量を増やして(血圧を上げて)冷えを改善しようとします。

つまり、心臓に何かしらの疾患があるのではなく、末端の冷えが原因で血圧が上がるケースです。

この場合は、鍼やお灸で血流を改善し、末端の冷えを改善すれば血圧は下がります。

このように、血圧を上げている原因は何なのかを把握し、原因に対して治療を行っていくことが東洋医学による治療です。

高血圧の食事療法

高血圧を改善するには「塩分を控えましょう」「カリウムの多い食材を取り入れましょう」ということが言われていると思います。
 
たしかに、塩分を控えることによって、余分な水分が血管に移行をするのを防いだり、カリウムを多く摂ることで血中のナトリウムを尿中に排泄をして血圧を下げる効果は期待できます。
 
しかし、いくら減塩してもカリウムを多く摂っても血圧が下がらない方も多いのでしょうか?
 
この原因はあなたの体質に合わせた食材選びができていないのと、あなたの高血圧の原因が何から起きているかを把握できていないからです。
 
 
当院では体質別に食事管理ができるよう、個別にアドバイスをしております。
 
当院の統計(2022年4月現在)で多いタイプは以下のとおり。
  1. ストレスタイプ(交感神経優位)
  2. 血行不良タイプ
  3. 肥満タイプ

食事管理と治療をしっかり行えば、高血圧は改善できる疾患となります。

ぜひお困りの方は、クボ鍼灸院までご相談ください。