東洋医学に基づく美容鍼灸

- 最近、肌荒れがひどい
- 年齢と共に顔がたるんできた
- 昔に比べると肌に艶がない
- 目の下のクマが目立つ
- 実年齢より老けてみられる
- 顔のコリが気になる
このようなお悩みはありませんか?
現代では美容整形、レーザー、光、ピーリング、小顔矯正など、ありとあらゆる「美容法」が存在します。
美容鍼灸はこれらの美容法の一種と思われがちですが、東洋医学的な美容鍼灸は顔面のアプローチだけではなく、体質(カラダの内側)を整えて美容のお悩みを改善できるものとなります。
昔から「肌は内臓の鏡」というように、顔は内臓の状態を反映すると考えます。
例えば、胃の不調で口元のニキビができたり、消化吸収の能力が落ちて肌艶がなかったり、ストレス過多により眉間のシワが増えるなど、体内の状態が深く関係します。
これらは全て顔に問題があるのではなく、顔以外(内臓や精神)に問題があるということです。
当店で行う美容鍼灸は東洋医学の考えをベースに解剖学的な顔へのアプローチ、経絡(ツボ)を用いた内臓へのアプローチをセットで行う施術をしております。
今回は当院で行う施術の内容を紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
解剖学的な美容鍼灸
解剖学的な美容鍼灸は下記の2つにアプローチをするものです。
- 筋肉や皮膚へ直接アプローチをする
- 血液改善(軸索反射)が起こる
当院でも解剖学的な視点は取り入れていますので、まずは解剖学的な美容鍼灸がどのような作用があるのかを簡単にお伝えします。
①筋肉や皮膚へ直接アプローチができる
鍼は深さや角度を変えることで身体の内部(筋肉や脂肪組織)まで直接アプローチすることができます。
人間の皮膚(肌)は「表皮→真皮→皮下組織」の順番になっていて、皮下組織の下に筋肉があります。
ピラミッド層になっているので、筋肉の状態(硬さなど)は皮膚に影響を与えます。
例えば、たるみの原因の1つに筋肉が硬くなる、皮膚が縮む(張りがなくなる)といったことがあります。
美顔鍼は筋肉に直接アプローチすることで硬くなっている筋肉を緩めることができる施術法です。
②血流改善(軸索反射)が起こる
顔に鍼をすると下記の反射が起こります。
はり刺激→異物が入ったと身体がキャッチ→反射が起こる→血管広がれ物質がでる(SP,CGRP)→血液が多く集まる→酸素・栄養が運ばれる→回復・修復。
上記は「軸索反射(フレア現象)」と呼ばれ、血流を改善する反射になります。
血流が改善されることで、
- 酸素や栄養を運べる
- 痛みの物質(発痛物質)を流せる
- 血色が改善する
という反応が起こります。
つまり、酸素や栄養を運べることで筋肉を緩ませたり、回復することができるということ。
また肌のくすみやクマなど、血液循環が悪いことで起こる症状も緩和することができます。
経絡(ツボ)を用いて体質改善をする
ここからは顔の鍼(局所)の話ではなく、体質改善をするための鍼の話です。
先程までお伝えしてきた内容は、解剖学的(筋肉や皮膚)に沿っての話がメインでした。
しかし、ここで考えていただきたいのが、「なぜ顔の血流が悪くなったのか?」もしくは「なぜ筋肉が硬くなってしまったのか?」ということです。
これにはストレスによる自律神経の乱れ、循環機能の低下、内臓の弱りなどが考えられます。
東洋医学的には以下のように体質(タイプ)を分けて、弱っている箇所を見つけていきます。
- 瘀血:血液がドロドロの状態(くすみ、くま)
- 痰湿:余分な水分が多い(むくみ)
- 血虚:血の不足(顔色悪い、眼精疲労)
- 気滞:エネルギーの循環が悪い(肌艶)
- 陽虚:身体を温める力がない(血色)
- 陰虚:潤す力が足りない(顔面紅潮)
上記の原因に対してツボを用いて改善していけるのが、本来の鍼灸の良さと言えるでしょう。
しかし、東洋医学的な鍼灸ができるのは全国の鍼灸院でもたった2%と言われております。
当店は日本でも1500年の以上の歴史を誇る「経絡治療」を軸に、顔と内臓へのアプローチをセットで行う鍼灸院です。
- 望診:患者全体を観察。舌診、顔色、体型など。
- 聞診:音声、におい、呼吸音など。
- 問診:既往歴、自覚症状、生活習慣など。
- 切診:直接身体に触れ診察。脈、腹、皮膚の状態など。
体質別に治療をしていくことで顔の悩みも改善することができますし、その他にお身体の症状があれば一緒に改善していくことが可能となります。
当店では、体質改善をサポートできるように下記の養生集をプレゼントしております。
ご自宅でのケアも取り入れて、理想の肌(顔)になれるように最善を尽くていきます。
ぜひ気になる症状がございましたら、クボ鍼灸院までご相談ください。