【コンビニでも買える】偏頭痛を和らげる飲み物4選

朝起きたとき、ズキズキと響く頭痛。天気が悪くなるといつも頭が重くなる。

薬を飲むしかないと思いつつも、「できるだけ体に負担をかけずに何とかしたい…」と悩む方も多いのではないでしょうか。

偏頭痛は、日常生活に影響が出るだけでなく、気持ちまで沈ませてしまうことがあります。

そんなときにおすすめなのが、手軽に飲めて体を整える飲み物です。

今回は、コンビニで手に入る、偏頭痛を和らげる飲み物4選を東洋医学の視点も交えて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

偏頭痛を和らげる飲み物4選

1. 黒豆ほうじ茶

東洋医学ポイント:血を補い、巡りを良くする。ほうじ茶、黒豆茶の単品でもOK。

特徴:ノンカフェイン。香ばしい風味で飲みやすく、体を温める効果も

おすすめの頭痛:冷えや疲労が原因で起こるズキズキした頭痛、夕方に悪化しやすい頭痛

2. ジャスミンティー

東洋医学ポイント:巡りを整え、ストレスや緊張型の頭痛を緩和、自宅ではミカン(陳皮)入れると◎

特徴:爽やかな香りが自律神経を落ち着かせ、頭部の血管の過度な収縮を緩める

おすすめの頭痛:緊張型頭痛、ストレスで頭が重く感じるとき、肩こりと連動する頭痛

3. 白湯

東洋医学ポイント:胃腸を温め、全身の巡りを改善

特徴:水分補給をしながら体を冷やさず、偏頭痛予防にも効果的

おすすめの頭痛:朝起きたときの頭痛、低気圧頭痛にも◎

白湯の作り方はこちらの記事を参考に→ 土瓶で作る白湯で体ポカポカ!白湯の正しい作り方と効能

4. ルイボスティー

東洋医学ポイント:血流を整え、体内の余分な熱をやわらげる

特徴:ノンカフェインで飲みやすく、抗酸化作用も期待できる

おすすめの頭痛:血流の滞りや熱感を伴う頭痛、目の奥がズキズキする頭痛

番外編:しそ茶

コンビニではあまり見かけませんが、自宅で簡単に取り入れられます。偏頭痛にとってもおすすめな飲み物です。

東洋医学的ポイント・紫蘇の効能

  • 体内の水分代謝を助ける(水滞の改善)
  • 香り成分で気の巡りを整える(気滞の解消)
  • 胃腸を温めて血流を促す(瘀血の改善)

爽やかな香りでリラックス効果もあり、少量でも頭痛の予防や軽減に役立ちます。

どんなタイプの頭痛にもおすすめなので、ぜひお試しください。

外出先などの緊急時は、ツボのケアも参考に→ 【鍼灸師が解説】偏頭痛を和らげるツボ3選|刺激の注意点と押してはいけないツボ

最後に:偏頭痛は放置せず「早めのケア」を

偏頭痛は「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、再発を繰り返し、次第に発作の頻度や強さが増していくことがあります。

その背景には、

  • 脳の過敏性がどんどん高まる
  • 自律神経が乱れやすくなる
  • 首肩の筋緊張が慢性化する
  • 気圧・光・音などの刺激に反応しやすくなる

といった“悪循環”が関わっています。

一度このループに入ると、 「痛みが出る前兆(チカチカ・吐き気・だるさ)」が増える→発作が長引く→日常生活にも支障が出るといった流れになり、回復までに長い時間がかかることも珍しくありません。

偏頭痛は “我慢して治す” ものではなく、「適切なケアを続けることでコントロールできる症状」 です。

つらい頭痛が続くときは、どうか一人で抱え込まず、早めに専門家へ相談してください。