【タイプ別】生理痛を和らげる食べ物|コンビニでも買える食材も紹介

「今、この痛みを少しでも和らげたい……」
「お腹を温めるだけじゃなくて、内側からも何かケアできることはないかな?」

生理痛の波がやってくると、仕事も家事も手につかず、ただただ痛みが過ぎ去るのを待つだけの時間は本当につらいものですよね。

薬を飲むのも一つの手ですが、実は私たちが日々選ぶ「食べ物」も、痛みの強さを左右する大切な要素です。

東洋医学では、食べ物にはそれぞれ「体を温める」「血を巡らせる」「緊張をほぐす」といった、薬に近い力があると考えます。

今のあなたの痛みが、ギューっと締め付けられるような痛みなのか、それともイライラを伴う張るような痛みなのか。

その「痛みのサイン」に合わせて食材を正しく選んであげることで、ガチガチに強張った体は内側からふんわりと解けていきます。

今回は、自炊をする元気がないときでも大丈夫なように、コンビニで手軽に買えて、生理痛を和らげる手助けをしてくれる食材をタイプ別にご紹介します。

今すぐできるセルフケアとして、ぜひ参考にしてみてください。

生理痛を和らげるには「タイプ別の対策」でないと意味がない理由

生理痛と一口に言っても、その原因は人によって全く異なります。

「生理痛には温かい飲み物がいい」という一般的なアドバイスを試しても、あまり効果を感じられなかった経験はありませんか?

それは、あなたの痛みの原因が「冷え」ではなく、実は「ストレスによる気の滞り」や「血液の質」の問題だったからかもしれません。

東洋医学では、痛みの出方やタイミングを観察することで、体が今どんなトラブルを抱えているかを判断します。

  1. 巡りが悪くて詰まっている「滞り」の痛み
  2. エネルギーが足りなくて栄養が届かない「不足」の痛み

この原因を見極めずに、ただ闇雲に「体に良さそうなもの」を摂っても、残念ながら十分な効果は得られません。

自分の今の痛みがどのサインに当てはまるのかを知り、ピンポイントで対策することこそが、痛みを和らげる一番の近道なのです。

ここからは、あなたの「痛みの種類」からわかる4つのタイプと、それぞれの痛みを和らげてくれる食材たちをご紹介します。

【タイプ別】生理痛を和らげる食材リスト

①ストレスタイプ(気滞)

【痛みのサイン】生理前、お腹や胸が張るように痛む

気が滞り、自律神経が昂っている状態です。香りの力で「気」を巡らせ、緊張を解きましょう。

おすすめ食材:柑橘類(レモン・グレープフルーツ)、香味野菜(シソ・セロリ・三つ葉)

コンビニなら:シソ入りのサラダ、オレンジのカットフルーツなど

②血行不良タイプ(瘀血)

【痛みのサイン】生理直前〜前半、チクチクと刺すように痛む

血の流れがドロドロと滞っている「瘀血(おけつ)」の状態です。血をサラサラにしてスムーズな排出を促しましょう。

おすすめ食材:青魚(サバ・イワシ)、ニラ、玉葱、らっきょう

コンビニなら:サバの塩焼き、玉葱スライスのサラダ、あさりの味噌汁

③冷えタイプ

【痛みのサイン】生理2〜3日後、ギュ〜っと締め付けられるように痛む

骨盤内が冷えて血管が収縮し、強い収縮が起きている状態です。芯から温めて緩めましょう。

おすすめ食材:生姜、エビ、南瓜、ねぎ、鮭、

コンビニなら:ホットの生姜レモン、カボチャサラダ、エビの入った温かいスープ

④血不足タイプ(血虚)

【痛みのサイン】生理終盤、重だるい鈍痛がダラダラ続く

血が不足して、子宮が栄養不足(虚血)になっている状態です。使った分の「血」を補いましょう。

おすすめ食材:黒豆、ほうれん草、レバー、タコ、にんじん、牡蠣、クコの実

コンビニなら:黒豆煮、ほうれん草のごま和え、レバニラ炒め(お惣菜)

最後に:食べ物を選ぶことは、自分を大切にすること

生理痛がひどいとき、「何を食べ、何を飲むか」を選ぶことは、今の自分を救う一番身近なセルフケアです。

「冷えているから温かいスープにしよう」「イライラするから柑橘系を選ぼう」。 そんな小さな選択が、ガチガチに強張っていた体を内側から優しく解きほぐしてくれます。

もし、何を試しても痛みが引かないときは、どうか一人で抱え込まないでください。「体質だから」と諦める前に、専門家に相談することも自分を守る大切な一歩です。

今日選んだその一口が、次の生理を少しでも軽やかに変えてくれるはず。 まずは今、目の前の食事から、自分の体を労わってあげてくださいね。

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