養毛鍼(ようもうばり)

- 最近、髪が細くなってきた
- 分け目が気になる
- 抜け毛が増えた気がする
- トップにボリュームが出なくなった
- ストレスや疲れで髪に元気がない
このようなお悩みはございませんか?
現在、薄毛の治療といえば、多くの方がまず思い浮かべるのは「AGAクリニック」などの医療機関かもしれません。
実際に、薬(ミノキシジル・フィナステリド)や毛髪再生療法など、現代医学的なアプローチは一定の効果が期待できます。
しかし、薬の副作用など、不安や限界を感じている人も少なくありません。
当院がおこなう養毛鍼は、身体本来の機能(血流・内臓の働き・自律神経)を高めて、髪が育ちやすい環境を作る鍼灸施術です。
薬を使わないため、性機能やホルモンへの影響なし、体毛が濃くなる心配などはございません。
東洋医学から考える「髪」と「体」の深い関係
髪の毛は、単なる「外見の一部」ではなく、身体の内側の状態を映す鏡のような存在です。
東洋医学では。髪を「血(けつ)の余り」と捉え、内臓や血流の状態が髪の質や量に大きく影響すると考えます。
髪は血の余り
東洋医学では、”血”は内臓、筋肉、皮膚(頭皮)、脳など身体をめぐって栄養を与える重要なものとされています。
血液が十分に巡り、かつ十分に貯蔵されている(余裕)があると、ようやく「髪」や「爪」などの末端部分まで行き渡るという考え方です。
つまり、
- 血が不足する(血虚)すると、髪が細く、抜けやすくなる
- 血の巡りが悪い(瘀血)と、頭皮(髪)まで栄養が行き届かない
といったことが起こってしまいます。
腎と髪の関係
もう一つ、東洋医学では「髪は腎の華」と言われており、成長や老化と深く関わっています。
腎は生まれ持った生命力(腎精)を司る臓腑で、加齢や過労、元気不足で腎が弱ると、
- 白髪が増える
- 髪が細くなる
- 抜け毛が増える
といった、髪の変化が起こりやすくなります。
特に、40代以降の髪トラブルは、この「腎の弱り(腎虚)」が背景にあることが多いです。
これには更年期によるホルモンバランスの崩れも関わってきますが、腎虚になると必ずその他の症状も併発します。
例えば、腰痛、夜間頻尿、多汗、冷えのぼせ、不眠、下半身の弱り、難聴や耳鳴り、性欲減退など。
髪トラブル以外にも併発症状があれば、体質から改善しなくてはいけません。
瘀血とは
瘀血とは、血の流れが滞り、ドロドロになった状態を指します。
瘀血が起こると
- 頭皮が硬い
- 髪の毛が育ちにくい
- 首肩こりもひどい
このようなことが起こってしまいます。
血の巡りは「腎」だけでなく「肝」が深く関わっており、全身に血を運ぶ役割(疎排作用)を担っています。
肝の機能が同時に落ちている方(瘀血体質)は、巻き爪、脇汗、筋肉の凝り(頭皮の硬さ)、体に力が入りやすい、疲れ目やドライアイ、女性は婦人科系のトラブルを併発することも少なくありません。
肝腎要(かんじんかなめ)という言葉があるように、内臓の働きが深く関わっています。
当院の養毛鍼の特徴
当院では、東洋医学の観点から髪の悩みにアプローチする「養毛鍼」を提供しております。
- 鍼で血流を促し、毛根に栄養を届けやすくする
- 内臓の働き(特に腎・肝・脾)を整えることで、気血を巡らせる
- 髪以外の症状も考慮して体質改善を行う
主に上記3つをおこない、身体の内側から整える施術です。
あなたにとって続けられる治療を
髪のトラブルはすぐに結果が出るものではございません。
だからこそ、無理なく、副作用なく、自分の身体を整えながら続けていくことが大切です。
- 根本的な改善を目指したい方
- 身体全体のバランスも整えたい方
- 自然で安心な方法を求める方
是非、当院にご相談ください。
