【東京スカイツリーから徒歩4分】斜視の鍼灸治療をお探しなら口コミ100件以上のクボ鍼灸院

「目線が定まらず、人と話すときに無意識に気を使ってしまう」
「写真を撮るのが苦手になり、人前で笑顔がぎこちなくなる」
「見た目だけでなく、慢性的な疲れ目・頭痛・肩こりが続き、仕事や日常生活に影響する」
斜視とは、左右の眼の向きがそろわず、同じ方向を向かない状態を指します。
外見への影響はもちろん、複視(ものが二重に見える)、空間のとらえにくさ、眼精疲労、頭痛、肩こりなど、様々な身体の不調を伴うことも。

現代医学では、眼鏡やプリズムレンズ、視能訓練、手術が主な選択肢となりますが、改善までの道のりには個人差が大きく、「見た目は気になるが、手術には抵抗がある」といった悩みを抱える方も少なくありません。
鍼灸では、眼そのものだけでなく、頭・首・肩の筋緊張や自律神経のバランスを整えることで、眼の動きや疲労感の改善を目指します。
本記事では、斜視に対する鍼灸治療がどのような方に効果的か、東洋医学の視点と臨床経験を交えてわかりやすく解説します。 斜視でお悩みの方は、ぜひご覧ください。
現代医学でみる斜視の原因

現代医学では、眼球を動かす筋肉やそれを制御する神経の協調性の乱れが中心にある病態と考えられています。
① 眼筋と神経の協調性の乱れ(外眼筋不均衡)
左右の眼球を動かす外眼筋のバランスや、筋肉を調整する神経の役割が崩れることで、視線の向きがそろわず、複視や眼精疲労を引き起こします。
この協調性低下には、以下の要因が関与します。
- 筋肉の緊張や硬さによる眼球運動の制限
- 神経伝達の乱れによる協調運動の低下
- 屈折異常(遠視・近視・乱視)による眼位調整の負担
- スマートフォンやPC作業などによる過度な視覚負荷
特に長時間の画面作業や近距離での集中作業が続くと、眼の疲労から筋肉と神経のバランスが崩れ、視線のズレや緊張症状が慢性化しやすいことが指摘されています。
② 慢性的な眼精疲労と頚肩部の緊張

眼の動きは局所だけでなく、首・肩の筋肉とも密接に関係しています。 頚肩部の緊張が続くと、神経や血流が影響を受け、視線の調整が難しくなります。
原因としては、
- 慢性的な肩こり・首のこり
- 不良姿勢や猫背
- 長時間のデスクワーク
- 精神的・身体的ストレス
- 自律神経のバランスの乱れ
などが挙げられます。
首・肩・眼の筋肉がこわばることで、筋肉がうまく連動せず、視線ズレ・疲労感・頭痛などの不調が増幅します。
③ 視覚情報処理と脳機能の関与
斜視は単に眼の筋肉だけの問題ではなく、「脳が視覚情報をどのように処理するか」も深く関わっています。
左右の眼がわずかにズレていても、脳がうまく統合できれば問題になりません。
しかし、処理がうまくいかないと以下のような症状が現れます。
- 視線のズレが強調される
- 複視(ものが二重に見える)
- 片目を無意識に使わなくなる(抑制)
- 空間認識の低下
- 動きや距離感がつかみにくい
特に、疲労・ストレス・睡眠不足が続くと、脳の統合能力が低下し、斜視症状が強く出やすくなります。
斜視のタイプごとの特徴(内斜視・外斜視など)

斜視は大きく「どちらにズレるか」で症状や感じ方が異なります。
① 内斜視
視線が内側に寄るタイプ。
- 近くで作業すると悪化しやすい
- 遠視に伴うことが多い
- 複視よりも「目が合わない」印象が強く出る
乳幼児期の内斜視は、片目を抑制しやすく、早期対応が推奨されることがあります。
② 外斜視
視線が外側にズレるタイプ。
- 疲れると目立つ
- ぼんやりすると外へ流れる
- 片目をつぶってしまうこともある
外斜視は、「見た目は普段問題ないが、疲れたときだけ偏る」というケースが多いため、本人も周囲も気づきにくいことがあります。
③ 上下・回旋性の斜視
上下やねじれ(回旋)のズレがあるタイプも存在します。
- ものが斜め・傾いて見える
- 頭を傾けて補正するクセが出る
- 首こり・肩こり・頭痛につながりやすい
筋緊張や頚部のバランスが関わるため、身体症状が強いことが特徴です。
東洋医学からみた斜視の原因

東洋医学では、斜視や眼精疲労、それに伴う頭痛・肩こりといった症状は、五臓(特に肝、腎、脾)と経絡の働きの乱れ、そして全身のバランスを司る気・血・水の不足や滞りから生じると考えます。
眼は「五臓六腑の鏡」とも言われ、全身の状態が特に反映されやすい場所です。
斜視の背景にある複合的な不調を、以下の3つのポイントで解説します。
① 肝鬱気滞・瘀血(局所の滞り)
「肝鬱気滞」はストレスや精神的緊張によって「気」の流れが滞った状態、「瘀血」は血流が滞った状態です。これらは眼や頭、首・肩の緊張を増幅させます。
肝鬱気滞(かんうつきたい)
- 自律神経の乱れ、首・肩・頭の過度な筋緊張
- ストレスによって急に眼のズレが悪化する
- イライラ、精神的な緊張感
瘀血(おけつ)
- 慢性の滞りや炎症により血流が悪化し、頭痛や肩こりが固定化します。
- 場所が定まった肩こりや頭痛
- 眼窩周囲の血行不良
この状態は、現代医学でいうところの眼精疲労や頚肩腕症候群が斜視に影響しているケースと重なり、鍼灸治療の得意な領域です。

② 腎精不足(深部の機能低下・回復力の低下)
「腎」は「精(生命エネルギー、体の土台となる物質)」を貯蔵し、成長、老化、そして眼の深部の機能に関わっています。また、「精」は「髄」に変わり、脳の機能にも深く関与します。
腎の精が不足すると、眼の回復力や、脳による視覚情報の統合能力が低下します。
腎精不足(じんせいぶそく)
- 眼の回復力低下、慢性的な疲労感
- 脳の視覚情報統合能力が低下し、ズレの補正が難しい
- 加齢による機能低下(斜視の出現)
- 深部の冷え(腎陽虚を伴う場合)
慢性的な疲労、長期の病後、加齢などが原因で現れやすく、疲れると視線がズレやすい、全体的な回復力が弱いといった症状に繋がります。
③ 脾気虚(消化機能と筋力・重さ)
「脾」は「後天の精」、つまり飲食物からエネルギー(気・血)を作り出し、全身を巡らせる中心的な役割を担います。また、筋肉を司り、体を持ち上げる力(昇清作用)にも関与します。
脾の働きが弱まると、「気」が不足し、眼筋をしっかりと支えたり、眼球の運動を継続したりする力が弱くなります。
- 全身の倦怠感、疲れやすさ
- 眼筋の持久力低下、疲れが出ると視線が外に流れやすい(外斜視で顕著)
- 食後の眠気、消化不良
内斜視の背景に、胃腸の緊張や疲労が関与しているケースも見受けられます。
斜視に対する鍼灸アプローチ

鍼灸治療では、東洋医学の視点に基づき、斜視の症状改善と再発予防を目指すアプローチを解説します。
① 頚肩部の筋緊張を緩め、眼球運動をスムーズにする
斜視の症状や眼精疲労の多くは、頭部、首、肩周辺の筋肉の過度な緊張と密接に関係しています。
特に、眼球を動かす外眼筋の緊張は、首や肩の緊張に大きく影響することも。
鍼灸では、主に以下の部位にアプローチします。
- 後頭部・頚部の緊張緩和: 頭痛や眼精疲労の原因となる後頭部や頚部の筋緊張を緩め、脳への血流と神経伝達を改善します。
- 眼窩周囲の血流促進: 眼の周りのツボ(経穴)にアプローチし、外眼筋や視神経への血流を促進し、眼筋の柔軟性を高めます。
- 眼精疲労の緩和: 視覚負荷によって起こる目の奥の重さや痛みを軽減し、眼位のズレを補正する際の負荷を和らげます。
これにより、眼の動きがスムーズになり、疲労による視線のズレや頭を傾けて補正するクセの緩和を目指します。
使用経穴例: 風池、天柱、完骨(頚肩部)、攅竹、太陽(眼周囲)、合谷、太衝など

② 自律神経のバランスを整え、眼の協調性を高める
斜視の症状は、疲労、ストレス、睡眠不足など、自律神経が乱れたときに悪化しやすい特性があり、特に長時間の集中作業は交感神経を優位にし、眼筋を硬直させ、視線のズレを強調させます。
鍼灸では、自律神経の中枢や関連する背中のツボにアプローチし、リラックスを促す副交感神経を優位にすることで、全身の緊張を解除します。
- 脳機能の安定: 自律神経を整えることで、脳による視覚情報処理や、左右の眼を連携させる協調運動の機能回復をサポートします。
- 眼筋の柔軟性の回復: ストレスや緊張による全身の硬直が緩和されることで、眼筋の過緊張が鎮まり、補正能力が向上します。
- 頭痛・めまいの改善: 自律神経の乱れからくる関連症状を軽減し、日常生活の質を高めます。
使用経穴例: 百会、内関、神門、肝兪、腎兪、足三里など
③ 五臓別(体質別)の根本治療で再発を防ぐ
斜視の症状が持つ特性(疲れると悪化、常に緊張しているなど)は、東洋医学でいう五臓のどの機能が弱っているかによって異なります。
| 東洋医学のパターン | 主な特徴と斜視への影響 | 鍼灸アプローチ |
| 肝鬱 | 目の栄養不足、筋肉・神経の過緊張、イライラ、ストレス悪化 | 気の流れを整え(疏肝)、眼筋を柔らかくする。 |
| 腎精不足 | 慢性疲労、回復力の低下、加齢に伴う悪化、脳機能の低下 | 腎の精を補い(補腎)、生命力を高め、眼の深部の回復力をサポートする。 |
| 脾気虚 | 全身倦怠感、疲れが出ると悪化、眼筋を支える力の低下(外斜視で顕著) | 脾胃の気を補い(補気)、眼筋の持久力を高め、重だるさを改善する。 |
| 瘀血 | 固定した頭痛や肩こり、眼窩周囲の血流停滞 | 血流の滞りを改善し(活血)、慢性的な緊張や痛みを解除する。 |
斜視に深く関わる足の厥陰肝経や手の太陽小腸経といった経絡も整え、気・血・水の流れを改善することで、眼位の安定と疲労症状の根本的な緩和につなげます。
成功事例多数!口コミ100件以上の実績と経験(斜視)

【当院の強み①】豊富な臨床経験と視覚機能に特化した鍼灸施術
視線のズレ(斜視・斜位)、それに伴う複視(ものが二重に見える)、慢性的な眼精疲労、頭痛、肩こりなど、日常生活に影響する眼の不調に対応しています。
これまでに100件以上の口コミ評価と多くの症例を重ね、患者様一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイド施術を提供。
眼球を動かす外眼筋の緊張緩和、頚肩部の血流改善、自律神経のバランス調整を軸に、眼の協調性向上と疲労による症状の再発しにくい体質づくりを目指します。
【当院の強み②】医療との連携と国内外での専門活動

当院代表は、医師との共同研究や国内外学会での症例報告の実績があり、最新の医療知見を鍼灸施術に取り入れています。
眼科の検査結果(眼位、視力)、視機能訓練の進捗状況、全身の緊張度合いなども踏まえ、東洋医学の「証(体質)」に合わせた最適な施術プランを科学的に立案。
鍼灸と医療を組み合わせることで、安全性を確保しながら、手術や訓練ではカバーしきれない全身の不調からの症状改善を効率的にサポートします。
【当院の強み③】徹底的な検査(四診)による原因追及

問診・脈診・舌診・触診などの四診を駆使し、斜視・眼精疲労の根本原因を丁寧に特定します。
単なる眼筋の緊張緩和にとどまらず、五臓(特に肝・腎・脾)のバランス、外眼筋・頚肩部の緊張、自律神経の状態まで含めた総合評価を行い、再発を防ぐ最適な施術プランを構築。
症状の変化や季節・ストレス・視覚負荷の影響に応じて施術内容を柔軟に調整し、継続的に改善をサポートします。
【当院の強み④】生活習慣・視覚負荷への対応と指導

斜視や眼精疲労を悪化させる要因として多い、過度な視覚負荷や自律神経の乱れによる頚肩部の過緊張を丁寧に評価します。
鍼灸で頚肩部の血流と気の巡りを整え、眼の協調性をサポート。
併せて、デジタルデバイスの使用方法、姿勢、睡眠など日常生活における視覚負荷を減らすための生活習慣の改善も指導。症状悪化のリスクを減らし、快適な日常生活をサポートします。
最後に:斜視でお悩みの方へメッセージ
今すぐ始めるべき「眼の疲れと全身の緊張を断つ」第一歩
視線のズレ(斜視・斜位)、慢性的な眼精疲労、頭痛、肩こりなどで悩む方は、眼の周りだけでなく、全身が発している「過緊張」のサインを見逃さないことが大切です。
当院では、弱った内臓(五臓)の働きを補い、眼筋や頚肩部の血流、自律神経を整える独自の鍼灸施術と東洋医学的アプローチを組み合わせ、体質や症状に合わせたオーダーメイド施術を提供しています。
疲れ目、視線のズレ、頭痛、肩こり、写真嫌い。
これらはすべて、体が発している小さなSOSです。あなたの「根本原因」を見極め、五臓六腑のバランスと全身の緊張を取り除くことで、眼の協調性が安定した状態へ導きます。
あなたの視機能と体調を良くするために、私たちは全力でサポートいたします。
| 施術メニュー | 料金 |
東洋鍼灸 (45分) | 5,500円(税込) |
※初回5500円+初検料2000円=7500円(税込)
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