
「皮膚の発疹は治ったのに、ピリピリ・ズキズキとした痛みだけが残っている」そのようなお悩みはありませんか?
それは帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)と呼ばれる状態で、神経そのものがダメージを受け、過敏に反応してしまっている可能性があります。
帯状疱疹の痛みは、皮膚が治ったあとも数ヶ月から数年にわたり続くことがあり、「時間が経てば治る」と言われても改善しないケースも少なくありません。
薬でコントロールできる場合もありますが、「薬の副作用がつらい」「一時的にしか楽にならない」などのお声も多く伺います。

鍼灸では、こうした長引く痛みを『不通則痛(通ぜざれば則ち痛む)』という考え方で捉え、神経の回復を妨げている“流れの滞り”にアプローチしていきます。
この記事では、
- 帯状疱疹後神経痛の原因(現代医学の視点)
- 東洋医学でみる「不通則痛」の考え方
- 鍼灸での改善アプローチと実際の症例
をわかりやすく解説していきます。帯状疱疹後神経痛でお悩みの方は最後までご覧ください。
現代医学でみる帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹後神経痛(PHN:Postherpetic Neuralgia)は、帯状疱疹の発疹が治った後も、神経の損傷や過敏状態が残ることで生じる痛みです。
神経損傷のメカニズム
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が神経節に潜伏し、免疫力低下などをきっかけに再活性化して発症します。
ウイルスの再活性化によって神経が炎症を起こすと、神経線維がダメージを受け、痛み信号が過敏に伝わるようになるわけです。
- 小さな刺激でも痛みとして感じやすくなる
- 触れるだけでズキッとした痛みが生じる(アロディニア)
なぜ痛みが長引くのか(中枢性感作)
損傷した神経が刺激を脳に伝え続けることで、脊髄や脳の神経回路自体も過敏になり、痛みが慢性化することがあります。
これを医学では「中枢性感作」と呼び、痛みが長期間続く原因の一つと考えられています。
薬物治療の限界
一般的には、以下の薬が使われます:
- 抗けいれん薬(神経の過敏を抑える)
- 抗うつ薬(痛みの伝達を調整)
- 局所麻酔薬・リドカイン貼付薬
しかし、個人差が大きく、効果が不十分・副作用が出る場合もあります。
そのため「痛みを完全に止められない」「薬だけでは日常生活がつらい」と悩む方も少なくありません。
東洋医学でみる帯状疱疹後神経痛の原因

帯状疱疹後神経痛(PHN)は、現代医学では神経損傷と中枢性感作が原因とされますが、東洋医学では「不通則痛(ふつうそくつう)」の観点からも理解できます。
1. 不通則痛とは?
東洋医学の基本原則の一つに、「気血が滞れば痛む」=不通則痛という考え方があります。
- 気:生命エネルギーの流れ
- 血:血液とそれに伴う栄養・修復物質
- 経絡:気血が巡る通り道
これらがスムーズに流れていない状態を「不通」と呼び、痛みは滞りが原因で生じると考えます。
2. 帯状疱疹後神経痛における滞りのイメージ
帯状疱疹で神経や皮膚がダメージを受けると、
- 損傷部周囲の気血の流れが滞る
- 経絡の巡りが部分的に止まる
- 老廃物や瘀血(古い血)が残る
結果として、痛みの信号が強く出やすくなる状態になります。
例えると、川の水流がせき止められると、下流に溜まった水があふれてしまうように、神経の過敏が残り痛みが続く状態です。
帯状疱疹後神経痛の鍼灸治療アプローチと症例

帯状疱疹後神経痛(PHN)の痛みは、神経損傷と中枢性感作に加え、東洋医学の「不通則痛」による滞りが関係しています。
鍼灸では、この両方の視点を組み合わせ、痛みの根本改善を目指します。
1. 鍼灸の治療方針
帯状疱疹後神経痛(PHN)に対しては、以下のポイントで施術を行います。
損傷部位周囲の気血の流れを整える
経絡に沿って鍼を施すことで、局所の血流を改善
神経の過敏状態を和らげる
瘀血・老廃物の滞りを改善
血流促進と温通によって神経の修復をサポート
自律神経のバランスを整える
背部・腹部・手足の経絡調整により、中枢神経への過剰刺激を抑制
2. 施術例
ケース1:60代女性
症状:帯状疱疹後3か月、夜間のズキズキ感で睡眠不足
施術:週1回×4週間、局所+全身経絡調整
結果:夜間の痛みが半減、睡眠の質が向上
ケース2:70代男性
症状:皮膚は回復したが、触れると痛い状態(アロディニア)
施術:週1回×6週間、瘀血改善の鍼+温灸
結果:触れた際の痛みが大幅に軽減、日常生活に支障なし
PHNは個人差が大きいため、症状・体質に合わせて施術プランを調整。
鍼灸は痛みの信号を和らげ、神経修復を後押しするサポート療法として有効
帯状疱疹後神経痛の成功事例多数!遠方からも選ばれる当院の秘密

帯状疱疹後神経痛(PHN)の施術は、症状や体質に合わせたオーダーメイドの鍼灸治療が重要です。
クボ鍼灸院では、長年の臨床経験と現代医学・東洋医学の融合により、多くの方の痛みの軽減・生活の質改善をサポートしてきました。
【当院の強み1】豊富な実績と専門的な鍼灸施術
当院は、原因不明の難病や自己免疫疾患、帯状疱疹後神経痛(PHN)を含む神経痛に対する実績が豊富で、多くの方の改善をサポートしてきました。
神経痛の症状や部位、体質に合わせたオーダーメイドの施術を行っており、局所への鍼、経絡に沿った調整、温灸などを組み合わせることで、痛みの緩和と神経回復を後押ししています。
当院代表の久保は、医師と共同で臨床研究を行い、海外(中国)での学会発表や国内メディア・雑誌での掲載も多数。

また、オリジナル施術法や痛み改善・温活に関する書籍も3冊出版しており、Google口コミ100件以上、SNSフォロワー16万人という多くの方からの信頼を頂いています。
当院の帯状疱疹後神経痛(PHN)に対する鍼灸治療の特徴は、「薬だけでは改善しにくい痛みを、体全体の巡りを整えながら改善する」点です。
長引く痛みに不安を抱える方も、安心して施術を受けていただけます。
【当院の強み2】医師や薬剤師との連携と安全性
当院では、帯状疱疹後神経痛(PHN)や神経痛で治療中の方が安心して施術を受けられるよう、医師や薬剤師との連携を重視しています。
患者様の体内治療や薬の使用状況を考慮したうえで、オーダーメイドの施術プランを作成。
必要に応じて医師や中医師と情報を共有し、安全で効果的な治療計画を立案しています。
また、痛みの状態や治療スケジュールに合わせて施術内容を柔軟に調整することで、薬物療法や生活習慣改善と鍼灸を最適に組み合わせ、痛みの軽減と神経回復を最大化しています。
④関節リウマチ・腕の痛み痺れ
人間ドックでリウマチ因子の値が高いと言われていましたが、リウマチが発症したと言われた時は目の前がまっ暗になりました。腕のシビレと指の関節の痛みも不安でした。
知り合いの薦めでクボ鍼灸院の治療を受け始めて、シビレや痛みが減ってきたのですが、同時に長年の胃腸の悪さも改善してくださってることに感謝しかありません。
リウマチと繋がっていたとは知りませんでした。胃腸専門病院でも改善しなくて、その後中国で学んだという漢方薬の先生や地元の鍼灸院での治療でも下痢症は治らず諦めていました。
久保先生のおかけで下痢症が改善してきていると共に爪の色の血色がとても良くなり黒いシミだらけだった下腹部の皮膚も綺麗になりました。時々吐いて辛かった症状もおさまってきました。
まだ関節の痛みや痺れが良くなり、趣味のフルートができるようになりました。諦めていた年一回の発表会も参加できて本当に嬉しかったです。
これからも、ずっとお世話になりたいと思っています。

最後に:帯状疱疹後神経痛でお悩みの方にメッセージ
今すぐ始めるべき「神経の巡りを整える」第一歩
帯状疱疹後神経痛(PHN)でお悩みの方は、痛みや違和感など、体の内側からの小さなサインを見逃さないことが大切です。
東洋医学では、五臓六腑のバランスや気血の巡りが、神経の過敏や痛みの持続と深く関わっていると考えます。
ストレスや冷え、睡眠不足、生活習慣の乱れなど、さまざまな要因が重なることで、神経や血流の調整機能が低下し、痛みが慢性化してしまうのです。
当院では、損傷した神経や滞った経絡の流れを整える独自の鍼灸施術と東洋医学的アプローチを組み合わせ、症状や体質に合わせたオーダーメイド施術を提供しています。
- ズキズキする神経痛
- 触れるだけで響く痛み(アロディニア)
- しびれや違和感、倦怠感
これらはすべて、体が発している小さなSOSです。
あなたの「根本原因」を見極め、五臓六腑や経絡のバランスを取り戻すことで、神経の過敏を和らげ、痛みを軽減へ導きます。
【特別キャンペーン】HPからのご来院者様
このページをご覧の方限定で、初回割引特典をご用意いたしました。

| 施術メニュー | 料金 |
東洋鍼灸 (45分) | 5,500円(税込) |
※初回5500円+初検料1000円=6500円(税込)
初めての方でも安心して施術を体験できるよう、電話にて無料相談を受付中です。
鍼灸治療をご希望の方は気軽にご連絡ください。

