【タイプ別】吐き気を抑えるツボ4選|ツボ押しのやり方と注意点

  • 胃がムカムカして、吐き気がする。
  • 喉に何かがつまったような感じがあり、スッキリしない。
  • 朝起きるとめまいがして、気持ち悪さが込み上げてくる。

そんな、言葉にできない不快な「吐き気」でお悩みではありませんか?

病院の検査で胃腸に大きな異常が見つからない場合、その原因は、ストレス、気圧の変化、自律神経の乱れ、あるいは首肩の極度な緊張にあるかもしれません。

今回は、鍼灸師が臨床で用いている「吐き気のタイプ別に効く4つの特効穴(ツボ)」と、自宅で簡単にできるセルフケアをまとめました。

  1. 低気圧や朝のめまいに伴う吐き気
  2. 生理前やストレスによる吐き気
  3. 首肩こりからくる吐き気
  4. 胃もたれによる吐き気

あなたの今の症状にぴったりのツボを見つけて、今日からその不快感を解放していきましょう。

①低気圧に伴う吐き気に:内関(ないかん)

平衡感覚を整え、乗り物酔いや気圧の変化によるムカムカを鎮めます。

場所: 手首のしわから、肘に向かって指幅3本分進んだ2本の筋の間。
押し方: じわーっと深く押し、離すのを繰り返します。

②生理前・ストレスによる吐き気に:中封(ちゅうほう)

ストレスで滞った「気」を巡らせ、イライラや喉のつかえを解消します。

場所: 内くるぶしの前のくぼみ。
押し方: 痛気持ちい強さで10秒刺激する

③首肩こりによる吐き気に:風池(ふうち)

頭部への血流を促し、筋肉の緊張からくる吐き気や頭痛を和らげます。

場所: 後頭部の生え際、首の太い筋肉の外側のくぼみ。
押し方: 親指で頭の中心に向かって持ち上げるように押します。5回繰り返す。

④慢性的な胃もたれや吐き気に:足三里(あしさんり)

胃腸の働きを活発にする「万能のツボ」です。消化不良による胃のむかつきや、重だるい吐き気に効果的です。

場所: ひざの皿の外側、くぼみから指幅4本分下がったところ。
刺激方法:慢性的な胃もたれにはお灸がおすすめ。

セルフ灸のやり方(初心者ガイド)

①用意するもの

市販のお灸(台座灸・せんねん灸など初心者向けがおすすめ)
ライター or チャッカマン
灰皿または耐熱皿
タオル、水(熱を感じすぎた時のため)、保冷剤でもOK

②お灸をする前のポイント

施術前に 軽く膝周りをさする(血流が上がり、熱が通りやすくなる)
食後30分は避ける
できれば 毎日同じ時間帯 に行うと効果が出やすい
同じツボに1壮/日までが基本

③お灸の手順

手順①:ツボを軽く押して確認
「ズーン」と響くポイントが適切。

手順②:お灸をセット
→台座灸の底部シールを剥がし、ツボに貼る。

手順③:火をつける
→先端に火をつけ、煙が安定したら深呼吸。

手順④:温かさがじんわり広がるのを感じる
熱すぎたらやめてOK。無理はしない。

手順⑤:燃え尽きたら外し、軽く押さえる
→手のひらで3秒ほど温めて蓋をするイメージ。

※1分でわかるセルフ灸のやり方(手順)を参考に

最後に:繰り返す吐き気は放置せず「早めのケア」を

「胃がムカムカする」「朝起きると気持ち悪い」「ストレスで吐き気がする」。

病院の検査で「異常なし」と言われても症状が続く場合、そこには体からの切実なSOSが隠れています。

実は、長引く吐き気の背景には、胃腸の動きが低下する「機能性ディスペプシア」や、自律神経の乱れからくる「起立性調節障害」などが潜んでいることも少なくありません。

放置すると脳が刺激に対して過敏になり、わずかなストレスや気圧の変化でも吐き気を繰り返す「負のループ」に陥ってしまいます。

吐き気は “我慢して治す” ものではなく、「適切なケアを続けることでコントロールできる症状」 です。

つらい頭痛が続くときは、どうか一人で抱え込まず、早めに専門家へ相談してください。

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