上咽頭炎が治らない人(慢性化)は鼻喉以外に原因が?!セルフチェックと自力で改善するための習慣

  • 喉の奥がヒリヒリして、何年も鼻うがいが手放せない
  • Bスポット療法(EAT)を何度も受けているけれど、治療直後しか楽にならない
  • 病院で抗生物質を処方されても、ぶり返してしまう

もしあなたが、上咽頭炎の治療を数ヶ月、あるいは数年続けても完治していないのであれば、一つだけ確かなことがあります。それは、「あなたの鼻や喉に、本当の原因はない」ということです。

実は、慢性化して治らない上咽頭炎の背景には、西洋医学で見落とされがちな「腸の炎症(リーキーガット)」や、そこから派生する「自律神経の乱れ」が深く関わっています。

今まで「鼻」と「喉」だけに注目してきた方に、今最も必要なのは「体の内側」からのアプローチです。

喉の違和感から解放され、スッキリとした毎日を取り戻すために本記事を参考にされてください。

なぜBスポット療法(EAT)を繰り返しても再発するのか?

上咽頭炎の治療として広く知られるEAT(Bスポット療法)。 綿棒で直接患部を擦るこの治療は、局所の炎症を鎮め、うっ血を取り除く非常に優れた方法です。

同様に、鼻うがいで汚れを洗い流したり、抗生物質で菌を叩いたりすることも、一時的な「火消し」としては非常に有効です。

しかし、当院には「治療を受けてその場はいいけれど、数日ですぐに痛みが戻る」と訴える患者様が後を絶ちません。

なぜ、炎症を直接叩いているのに治らないのでしょうか?

「火」を消しても「火種」が残っている

治療をしても再発を繰り返すのは、上咽頭という「現場」で起きている火(炎症)だけを見て、火を燃やし続けている火種(原因)を見逃しているからです。

上咽頭は「自律神経のスイッチ」とも呼ばれる非常に繊細な場所です。

本来であれば、一時的な炎症が起きても、私たちの体にはそれを自ら鎮める力が備わっています。

それにもかかわらず炎症が慢性化しているということは、「喉以外のどこか」から、常に炎症を引き起こす刺激が送り込まれ続けているということなのです。

慢性上咽頭炎は「鼻喉の病気」ではない

現代医学では上咽頭を「鼻とのどの境目」として捉えますが、東洋医学的な視点や統合医療の視点で見れば、上咽頭は「全身の免疫状態を映し出す鏡」です。

喉に薬を塗る、あるいは菌を殺す。これらはあくまで表面的な処置に過ぎません。

  • なぜ、自分自身の免疫はここで火を出し続けているのか?
  • なぜ、粘膜の修復がこれほどまでに遅れているのか?

この問いの答えは、鼻や喉をいくらマイクロスコープで覗いても見つかりません。

慢性化した上咽頭炎を根本から解決するには、視点を「喉」から「全身」へ、特に東洋医学で深い繋がりがあるとされる「腸」や「首」へと移す必要があるのです。

【セルフチェックリスト】東洋医学からみる慢性上咽頭炎に見られる併発症状

以下の項目で当てはまるものが多いほど、上咽頭の炎症が全身へ波及している、あるいは「内臓」や「心の緊張」に原因がある可能性が高まります。

分類チェック項目
免疫・ウイルスコロナ感染後から、喉の違和感や不調が続いている
心と身体の緊張

常に考え事や不安が多く、頭が休まる暇がない

体に力が入りやすく、リラックスするのが苦手

無意識に「噛み締め・食いしばり」をしており、顎やこめかみが重い

自律神経

季節の変わり目や低気圧の日に、ひどく体調を崩す

寝不足でもないのに、日中ずっと体が重だるい(慢性的な倦怠感)

動悸や息苦しさを感じることが増えた

腸内環境・消化器

お腹の張り(ガス溜まり)が頻繁にあり、おならやゲップが多い

消化不良を起こしやすく、胃が重い、または食後に眠気が強い

筋肉・皮膚

首のこり(胸鎖乳突筋や斜角筋)・肩こりが深刻で、特に首の付け根がガチガチに凝っている

腕や顔など、特定の場所に繰り返し湿疹や皮膚のかゆみが出る

東洋医学では、考え事が多い状態(思慮過多)は消化器系を弱め、エネルギーの巡りを停滞させると考えます。

特に「常に体に力が入りやすい」方は、喉周辺の筋肉も無意識に緊張させており、それが上咽頭の血流を妨げ、炎症を長引かせる「見えない火種」になっています。

心が緊張するとお腹が張り、お腹が張ると喉に炎症が昇る。この「心・腸・喉」のループを断ち切ることが、完治への近道です。

上咽頭炎を良くするには「首」と「お腹」が鍵

1. なぜ「首の詰まり」を取ると鼻が通るのか?

上咽頭は、脳へ行く血管や神経が密集する「関所」のような場所です。

首のこりが深刻になると、この関所が物理的に圧迫され、上咽頭周辺の血液やリンパの流れが完全に滞ります。

炎症物質という「ゴミ」が回収されず、修復のための酸素や栄養も届かない。この「酸欠状態」こそが、Bスポット療法(EAT)をしてもすぐに炎症がぶり返す正体です。

2. 腸の炎症を鎮め、免疫を安定させる漢方戦略

セルフチェックリストにもあった「お腹の張り」は、腸内環境の乱れ、つまりリーキーガットのサインです。

東洋医学には「肺(呼吸器)と大腸は表裏の関係にある」という法則があり、腸の汚れや熱はダイレクトに鼻・喉へと吹き出します。

食事から粘膜を保護することで、内側から「炎症の供給源」を断ち切ります。お腹が整うと、自然と上咽頭の腫れも引いていくわけです。

上咽頭炎を自力で良くする「4つの習慣」

①リーキーガット症候群を改善する

上咽頭の炎症を長引かせる「火種」となっているのが、実は毎日の食事です。

腸内環境の乱れ(リーキーガット)は、東洋医学の法則により、ダイレクトに喉の炎症を悪化させます。

日々の食事方法をYouTubeで解説しているので参考にしてください。

②YouTube20万回再生!首(胸鎖乳突筋)のストレッチを実践する

上咽頭の血流を阻害する「首肩こり」を放置してはいけません。

当院のYouTubeチャンネルで公開し、20万回以上再生されている「首肩こり解消ケア」をぜひ実践してください。

隙間時間に行うだけで、首の「関所」が開き、上咽頭への血流がスムーズになります。 

③20秒で完了!「上に伸び〜」で胃を動かす

東洋医学では鼻喉(呼吸器系)と胃腸(消化器系)は互いに支え合う関係だと考えます。

「胃の働きが落ちる → 消化力低下 → 未消化物が腸へ → 腸内環境が悪化 → 炎症体質 → 鼻喉の炎症も慢性化」 この悪循環を断つのが「伸び」です。

上にグーッと伸びることで、固まった横隔膜が動き出し、胃の働きが活性化します。20秒あればできるので、仕事や家事の隙間時間にぜひ!

④22時〜2時の「修復タイム」の睡眠を大切に

睡眠不足は自律神経を乱し、炎症を悪化させます。

特に22時〜2時の間は、粘膜の修復を早める成長ホルモンが活発になる時間帯。

スマホを置いて早めに布団に入り、深く眠ることで、鍼灸や漢方の治療効果を最大化させることができます。

最後に:上咽頭炎でお悩みの方へメッセージ

今すぐ始めるべき「炎症を鎮め、整える」第一歩

慢性上咽頭炎は、のどの奥の粘膜炎症が長く続くことで、後鼻漏・頭重感・倦怠感・自律神経の乱れなど、全身に不調を引き起こす厄介な症状です。

ストレス、冷え、免疫低下、生活リズムの乱れ。原因が複雑に絡む上咽頭炎でも、体質から整えることで、再発を防ぎながら根本改善へ導くことが可能となります。

まずは、体質チェックと初回カウンセリングから始めてみましょう。

あなたの回復を、心を込めてサポートいたします。

施術メニュー料金

東洋鍼灸 (45分)  

5,500円(税込)

※初回5500円+初検料2000円=7500円(税込)

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