【タイプ別】生理痛を和らげる飲み物|コンビニで買える飲み物も紹介

「今、この痛みを少しでも和らげたい……」
「お腹を温めるだけじゃなくて、内側からも何かケアできることはないかな?」
生理痛の波がやってくると、仕事も家事も手につかず、ただただ痛みが過ぎ去るのを待つだけの時間は本当につらいものですよね。
薬を飲むのも一つの手ですが、実は私たちが何気なく選んでいる「飲み物」も、痛みの強さを左右する大切な要素です。

東洋医学では、飲み物にもそれぞれ「熱を取り除く」「巡りを良くする」「不足したエネルギーを補う」といった、体に働きかける力があると考えます。
今のあなたの痛みが、ギューっと締め付けられるような痛みなのか、それともイライラを伴う張るような痛みなのか。
その「痛みのサイン」に合わせて、今の自分にぴったりの一杯を選んであげることで、ガチガチに強張った体は内側からふんわりと解けていきます。
今回は、忙しい時や外出先でもすぐに見つけられる、コンビニで手軽に買えて、生理痛を和らげる手助けをしてくれる飲み物をご紹介します。 今すぐできる「飲むセルフケア」として、ぜひ参考にしてみてください。
【4タイプ別】生理痛を和らげる飲み物
① ストレスタイプ(気滞)
【おすすめの飲み物】ジャスミン茶、ローズティー、ミントティー

和漢の視点:精神的な緊張が強く、お腹が張って痛むときは「理気(りき)」といって、気を巡らせる力が必要です。
ジャスミンの花やミントの「芳香」が、詰まったエネルギーの通り道をスッと広げてくれます。
② 血行不良タイプ(瘀血)
【おすすめの飲み物】黒豆茶、プーアル茶、ドクダミ茶

和漢の視点:チクチク刺すような痛みには、ドロドロした血を掃除し、巡りを促す「活血(かっけつ)」の飲み物を。
黒豆は血の道症の特効薬ともいわれ、プーアル茶は油分を流して血流をサポートしてくれます。
③ 冷えタイプ(虚寒)
【おすすめの飲み物】紅茶(ストレート)、シナモン入りドリンク

和漢の視点:締め付けられる痛みには、内側から温める「温中(おんちゅう)」が必要です。
特にシナモン(桂皮)は、下半身の冷えを取り去り、痛みを鎮める力が非常に強い素材です。
ホットの紅茶にシナモンを入れると◎
④ 血不足・お疲れタイプ(血虚)
【おすすめの飲み物】なつめ茶、甘酒、クコの実入りドリンク

和漢の視点:生理の終盤、力が入らないような鈍痛には「補血(ほけつ)」が必要です。
漢方でも頻繁に使われる「なつめ(大棗)」や、栄養豊富な甘酒は、不足した血とエネルギーをチャージし、体力を回復させてくれます。
鍼灸師が教える、コンビニでの「賢い選び方」

裏面の「原材料名」を見てみてください。そこに「ショウガ」「ナツメ」「クコの実」「ハトムギ」「シナモン(桂皮)」などの文字があれば、それはあなたの生理痛をサポートしてくれる和漢素材です。
また、どのタイプであっても、生理中にこれだけは守ってほしいポイントが2つあります。
- 「冷たいもの」は避ける:氷入りのドリンクや冷蔵庫から出したてのペットボトルは、一瞬で内臓を冷やし、痛みを強くさせます。
- 「常温」か「ホット」を選ぶ:コンビニでも最近は常温コーナーが増えています。迷ったら常温以上の温度を選びましょう。
コンビニの棚には、「健康茶」もたくさん並んでいます。
自分のタイプに合った素材が入っているものを、ぜひ宝探し感覚で見つけてみてくださいね。
【番外編】生理中にお酒を飲みたくなった時はこれ!

「生理中はお酒を控えたほうがいい」とは分かっていても、仕事で疲れた夜や、ストレスが溜まった時には、どうしても一杯飲みたくなることもありますよね。
そんな時は、無理に我慢してストレスを溜めるよりも、「痛みをケアしてくれる飲み方」に切り替えてみませんか?
そこでおすすめなのが、ヨーロッパの冬の定番「グリューワイン」です。
飲む「温熱ケア」!自家製グリューワイン
「グリュー」には「燃える(熱くした)」という意味があり、冷え切った体を内側からポカポカに温めてくれます。
【作り方は簡単!】 赤ワインにお好みの量を混ぜて、お鍋やレンジで温めるだけ。
- 紅茶・シナモン: 体の芯から温め、痛みを鎮めます。
- オレンジ・レモン: 爽やかな香りで「気」を巡らせ、モヤモヤを解消!
- 蜂蜜: 胃腸を優しく労わり、エネルギーを補給します。
鍼灸師が教える「生理中のお酒」のポイント
赤ワインには豊富なポリフェノールによる抗酸化作用があり、適度なアルコールは血行を促してくれます。
そこにスパイスや果実の「和漢の力」を加えることで、単なるお酒が「体を整える養生ドリンク」に早変わりします。
「冷たいビールやサワー」は子宮を冷やして痛みを強くしてしまいますが、温かいグリューワインなら、殺菌作用や動脈硬化の予防を助けつつ、強張った心と体をふんわり解きほぐしてくれますよ。
最後に:生理痛は放置せず「早めのケア」を

生理痛は「体質だからそのうち治るだろう」と放置してしまうと、毎月繰り返すうちに痛みの閾値(いきち)が下がり、次第に痛みの頻度や強さが増していくことがあります。
その背景には、
- 痛みの記憶によって、脳が刺激に対して過敏になる
- 骨盤内の血行不良(瘀血)が慢性化する
- ホルモンバランスや自律神経がさらに乱れやすくなる
- 冷えやストレスなどの刺激に、体が過剰に反応するようになる
といった悪循環が関わっています。
一度このループに入ると、「生理前からの不調(PMS)」が重くなる→痛みが長引く→鎮痛剤が効きにくくなるといった流れになり、日常生活に支障が出るほど悪化してしまうことも珍しくありません。
生理痛は我慢してやり過ごすものではなく、「適切なケアを続けることでコントロールできる症状」です。
毎月のつらい痛みが続くときは、どうか一人で抱え込まず、早めに専門家へ相談してください。




