【東京スカイツリーから徒歩4分】過敏性腸症候群(IBS)でお困りなら口コミ100件以上のクボ鍼灸院

- 朝から下痢や便秘、強い腹痛が続き、通勤や仕事中に急な便意に襲われ集中できない。
- お腹の張りや不安感が波のように押し寄せ、トイレの心配で外出を避け、心身ともに疲弊する。
- 治療を続けても症状の波を繰り返し、腹部の不快感や精神的なストレスが取れず、仕事や生活の質が下がってしまう。
過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome; IBS)は、腸に炎症や潰瘍などの器質的な異常がないにもかかわらず、腹痛や腹部の不快感、便通異常(下痢や便秘)が慢性的に続く機能性の疾患です。

現代医学では、整腸剤、腸の運動機能改善薬、抗不安薬などが中心ですが、薬物療法ではコントロールしきれない自律神経の乱れによる症状の波や、心理的な不安に悩む方も少なくありません。
本記事では、過敏性腸症候群に対する鍼灸治療がどのような症状・お悩みに適しているのか、東洋医学的視点と臨床経験を交えてわかりやすく解説します。
急な腹痛や自律神経の乱れにお悩みの方は、ぜひご覧ください。
現代医学からみる過敏性腸症候群(IBS)の原因

過敏性腸症候群(IBS)は、腸に炎症や潰瘍などの病変がないにもかかわらず、腹痛や便通異常が続く機能性の疾患です。
その原因は、主に脳と腸の連携異常(脳腸相関)、腸管の過敏化、そして自律神経の乱れが複合的に関与していると考えられています。
① 脳腸相関の異常と腸の過敏化
脳と腸は、自律神経やホルモン、免疫システムを通じて密接に連携しており(脳腸相関)、ストレスや不安が腸の症状に直結します。
- 腸の過敏性: IBS患者の腸は、健常者よりもわずかな刺激に対して敏感に反応します。これにより、通常の食事やガスの移動でも腹痛や腹部膨満感を感じやすくなります。
- 知覚過敏: 脳が腸からの信号を過剰に受け取り、痛みを強く認識する内臓知覚過敏が起こっています。
- ストレスの影響: ストレスや緊張は脳から腸へ伝達され、腸の異常収縮や蠕動運動の乱れを引き起こします。
② 腸管運動機能の異常

IBSのタイプに応じて、腸の運動(蠕動運動)に異常が見られます。これは、脳腸相関の乱れや、腸管内のセロトニンなどの物質が関与しているためです。
- 下痢型IBS: 腸の蠕動運動が過剰になりすぎることで、便が水分を吸収する前に急速に肛門に運ばれ、下痢や切迫性便意を引き起こします。
- 便秘型IBS: 腸の動きが低下しすぎることで、便が腸内に長く留まり、水分が過剰に吸収され、便秘や腹部膨満感を引き起こします。
- 混合型IBS: この異常な蠕動運動の亢進と低下が交互に起こることで、下痢と便秘を繰り返します。
③ 自律神経の乱れと心理的・社会的要因
IBSの症状は、自律神経や心理的な要因によって大きく左右されます。
- 自律神経の影響: ストレスや緊張によって交感神経が優位になると、腸の血流が悪くなったり、蠕動運動が乱れたりします。この自律神経の乱れが、急な腹痛や便意の波の原因となります。
- 心理的ストレス: 仕事のプレッシャーや人間関係、不安症などの心理的ストレスが、脳腸相関を介して腸の過敏性を増幅させます。
- 症状の悪循環: 「トイレに行けないかもしれない」という不安(予期不安)が自律神経を乱し、症状を悪化させる悪循環がIBSの慢性化に深く関わります。
東洋医学からみた過敏性腸症候群(IBS)の原因

東洋医学では、過敏性腸症候群(IBS)の腹痛、便通異常、腹部膨満感といった症状は、五臓(特に肝、脾、肺)の働きの乱れと、気・血・水(きけつすい)の滞りから生じると考えます。
IBSは、主にストレスや不安が腸の症状に直結する「脳腸相関の乱れ」を背景に持ちます。
1. 肝鬱脾虚(かんうつひきょ)
「肝」の気の滞り(ストレス)が「脾(胃)」の消化吸収力を攻撃することで、IBSの症状が発症する最も一般的なパターンです。
肝鬱気滞(気の滞り): 精神的な緊張やストレスが続くと、気の流れが滞り、腸の運動を乱します。症状は腹痛、腹部膨満感、便意の波、イライラ、ガス。
脾虚(消化吸収力の低下): 肝の攻撃や疲労により脾の機能が弱り、消化吸収力が低下します。症状は慢性的な下痢・軟便、食後の倦怠感、食欲不振。
2. 脾腎陽虚(ひじんようきょ)
慢性的な下痢や心身の消耗により、「脾」と「腎」の温める力(陽気)が不足した状態です。
- 陽気の不足: 脾と腎の温めが足りず、特に腹部や腸管が冷えます。
- 症状: 明け方の腹痛や下痢(五更瀉)、全身の冷え、慢性的な疲労と脱力感。
- 関与: 腸管の血流や治癒力が低下し、冷えによって蠕動運動が過敏になる、下痢型IBSの慢性化に関わる要因です。

3. 湿熱内蘊(しつねつないうん)
不摂生な食生活や水分の代謝異常により、**「湿(水分の停滞)」と「熱(炎症)」**が腸管にこもる状態です。
- 湿熱の停滞: 腸粘膜に病理的な熱と水分がこもり、局所の炎症や症状を引き起こします。
- 症状: 粘液便、腹痛、便の悪臭、排便後の灼熱感、口の粘り。
- 関与: 現代医学的な腸管透過性の亢進(リーキーガット)と重なる概念です。
4. 肺気虚(はいききょ):大腸の機能不全と排便異常
東洋医学では、「肺」と「大腸」は表裏一体の関係にあります。肺は呼吸で取り込んだ「気(エネルギー)」を全身、特に大腸の機能維持に送る役割があります。
- 気の巡りの低下: 肺の機能低下や悲しみ・憂鬱といった感情により「気」が消耗し、大腸の動きが不安定になります。
- 症状: 排便の不安定さ(下痢と便秘の繰り返し)、息切れ、風邪を引きやすい、皮膚の乾燥。
- 関与: 肺の気の不足は、大腸の蠕動運動の乱れや排便を押し出す力の低下につながり、IBSの便通異常(特に混合型や便秘型)を招きやすくなります。
過敏性腸症候群(IBS)への鍼灸アプローチ

鍼灸治療は、東洋医学の視点に基づき、IBSの腹痛・便通異常を鎮める対症療法と、脳腸相関の乱れと体質(肝・脾・肺)を整える根本治療を同時に行います。
① 自律神経を整え、腸の過敏性と痛みを鎮める
IBSの症状は、ストレスや不安による自律神経の乱れ(交感神経優位)が、腸の蠕動運動を過敏化させることで悪化します。
- 脳腸相関の調整: 首・背中・腹部へのアプローチで緊張を緩め副交感神経を優位に。
- 急な腹痛・便意の鎮静: 腸の異常な収縮を緩和し、腹痛や切迫性便意の波を鎮めます。
- 予期不安の軽減: 精神的な緊張や不安感を和らげ、症状の悪循環を断ち切ります。
使用経穴例: 天枢、大腸兪(腸管)、中脘(自律神経)、合谷、太衝(気の滞り)、内関(不安)など
② 脾胃と肺の機能を高め、便通の安定と疲労を改善
東洋医学でいう「脾胃(消化吸収)」と「肺(大腸の機能)」を整えることで、便通の不安定さや全身の消耗状態を改善します。
- 消化吸収力の回復(脾): 慢性の下痢・軟便を改善し、食後の倦怠感や全身の疲労を回復させます。
- 腸管の蠕動運動安定(肺): 大腸の働きを支える「気」を整え、下痢と便秘の繰り返し(混合型)や排便を押し出す力(便秘型)を改善します。
- 腹部膨満感の緩和: 腹部の気の滞り(肝鬱)を解消し、ガスやお腹の張りを和らげます。
使用経穴例: 足三里、陰陵泉(脾胃)、太淵(肺)、孔最、豊隆、承山(便通)、関元など
成功事例多数! 過敏性腸症候群(IBS)に特化した鍼灸施術の強み

【当院の強み①】豊富な臨床経験とIBS専門の鍼灸施術
当院は、薬物療法だけではコントロールしきれない、急な腹痛、下痢・便秘の繰り返し、腹部膨満感、トイレの不安など、日常生活に支障をきたすIBSに対応しています。
これまでに多くの症例と口コミ評価を重ね、患者様一人ひとりの五臓のバランス(肝鬱、脾虚、肺気虚など)に合わせたオーダーメイド施術を提供します。
自律神経の乱れと脳腸相関の過敏性を調整し、症状の波が小さく、再燃しにくい体質づくりを目指します。
【当院の強み②】医療との連携と専門的な知見

当院代表は、医師との共同研究や国内外学会での症例報告の実績があり、最新の医療知見を鍼灸施術に取り入れています。
消化器内科での検査結果(大腸内視鏡、血液検査)、薬の使用状況、IBSのタイプ(下痢型・便秘型など)を踏まえ、東洋医学の「証(体質)」に合わせた最適な施術プランを立案。
鍼灸と医療を組み合わせることで、治療効果を効率的に高め、心身の負担を軽減し、過敏な腸を安定させるサポートを行います。
【当院の強み③】徹底的な「四診」による根本原因の特定

問診・脈診・舌診・触診などの四診を駆使し、IBSの根本原因である脳腸相関の乱れを丁寧に特定します。
単なる腹痛の緩和にとどまらず、五臓(肝、脾、肺など)のバランス、自律神経の状態、腹部の冷えや緊張まで含めた総合評価を行います。
症状の変化やストレス、食事、冷えの影響に応じて施術内容を柔軟に調整し、継続的に便通の安定をサポートします。
【当院の強み④】生活習慣指導と脳腸相関へのきめ細やかな対応

IBSを悪化させる要因である、ストレスや不安による自律神経の乱れ、および食生活を丁寧に評価し対応します。
鍼灸で自律神経の中枢と腸管周囲の血流を調整し、過敏な脳腸相関を整えます。
併せて、食事内容、睡眠、ストレスマネジメントなど日常生活の質を高めるための改善指導を実施。再燃リスクを減らし、快適な日常生活を維持できるようサポートします。
お客様の声(過敏性腸症候群)
慢性蕁麻疹、過敏性大腸炎(IBS)、卵巣嚢腫
慢性蕁麻疹、過敏性大腸炎、卵巣嚢腫、熱中症にかかりやすい、など様々な体調不良をどうにか改善したく、HPの口コミを見て通い始めました。
針治療のズーンと奥に響くのが苦手でてしたが、こちらの治療ではそのようなことはなく、針もお灸も毎回心地よく受けています。
遠方のため月二回のペースで通い始め、2ヶ月後くらいには慢性蕁麻疹は毎日飲んでいた薬を止めても出なくなりました。
卵巣嚢腫は5.6cmほどに大きくなっていて、婦人科の先生からはピルで生理を止めるしかないと言われていましたが、先生に集中的に治療してもらい、数ヵ月後の診断では3.5cmまで小さくなっていました。こんなに短期間で効果が出て驚いています。
先生の鍼灸治療のお陰だと思います。相乗効果なのか、生理前の足の浮腫や気分の落ち込みなども軽くなって来ています。
過敏性大腸炎はまだ波がありますが、気にせず外出できる日も多くなった実感はあります。また、慢性疾患以外にもその時々の症状(後鼻漏、頭痛、ケガなど)にも即対応してくださるのでとても心強いです。
先生の書籍やYouTubeなどで自分なりに温めたりストレッチなどをし、体調に自信が持てるように治療を続けていきたいと思っています。
場所が変わり、先生方も増えましたが、どの先生もとても優しく相談しやすいのでこれからも安心して通えます。

機能性ディスペプシア・逆流性食道炎
FDと逆流性食道炎、不眠の治療を目的に、複数の鍼灸院を経て、現在こちらにお世話になっています。
完治を目指すというより日々のQOLを上げるべくメンテナンス感覚で月3回ほど通っていますが、気づかないうちにそういえば普通に過ごせているなという日が増え、おかげさまで普段は胃腸薬も漢方薬もほぼ飲まず過ごせています。
最近は食べられるものも量も増えてきて、外食の楽しみも戻ってきました。
不眠はもう少しかかりそうですが、一度様々な不調を経験した身としては、日中に症状を気にせずに過ごせることがこんなにありがたいことなのかと本当に感謝です。
たまに症状がぶり返すこともありますが、また治療していれば良くなっていくはず、とあまり重く考えずにいられるのも、かかりつけの治療院があってこそなので、ありがたいことです。
痛みなどの刺激がほぼない治療をしていただけるので、治療のストレスなく続けていけるのも良きポイントです。

不安感・胃腸の不調
不安感が強く、胃腸や月経前の不調に悩んでいた時にSNSなどで情報発信をされていたクボ先生を見つけました。
最初の問診でじっくり身体の不調を聞いてくださり、最後に症状を絶対に良くしたいです!と力強く言ってくださったので通うことにしました。
定期的に施術を受け、いつからか体調を崩すことが減っていることに気がつきました。
なにか予定を立てるにも体調を気にしていつも緊張状態で不安感とともに過ごしていた私にとって体調にしばられず過ごせていることは大きな変化でした。
それともう一つ嬉しい変化が、体調が改善してきたのと同時期に子どもを授かることもできました。
お薬とは違い鍼灸の効果はゆっくりだと思っていましたが、その時々の不調を話すとしっかり施術してくださり元気になって帰れることも!
院内も明るく綺麗で、先生をはじめみなさんとても親切にしてくださいます。
もし、また不調が出てもここにきたらきっと大丈夫!という安心感がありホッとできる場所です。
今後もどうかよろしくお願いします。

最後に:過敏性腸症候群でお悩みの方へメッセージ

今すぐ始めるべき「腸から整える」第一歩
IBS(過敏性腸症候群)は、検査では異常がないのに腹痛・下痢・便秘・ガス・膨満感などの不快な症状が続く、現代では非常に多い腸の不調です。
当院では、腸の働きを回復させる内臓鍼灸と東洋医学アプローチを組み合わせ、体質や自律神経の状態に合わせたオーダーメイド施術を行っています。
- 下痢が続く
- 便秘が続く
- ガスや膨満感が強い
- 腹痛や張り感がある
- 外出時に不安感に襲われる
これらはすべて、体が発するSOSサインです。
ストレス・冷え・食生活・ホルモン・生活リズムなど、原因が複雑に絡むIBSでも、一人ひとりの「根本原因」を見極め、症状改善へ導きます。
まずは、体質チェックと初回カウンセリングから始めてみましょう。あなたの腸の回復を、心を込めてサポートいたします。
| 施術メニュー | 料金 |
東洋鍼灸 (45分) | 5,500円(税込) |
※初回5500円+初検料2000円=7500円(税込)
初めての方でも安心して施術を体験できるよう、電話にて無料相談を受付中です。
鍼灸治療をご希望の方は気軽にご連絡ください。






