橋本病(甲状腺機能低下症)におすすめの漢方と鍼灸で整える甲状腺ケア

橋本病でお悩みの方は、日々の生活の中で

  • 疲れが取れない
  • 手足が冷えて辛い
  • むくみや体重増加が気になる
  • 気分が落ち込みやすい

といった症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

西洋医学のホルモン治療で症状が安定している方もいますが、「薬だけでは十分に改善できない」「体質や生活習慣から整えたい」と、東洋医学のアプローチ(漢方や鍼灸)を探している方も少なくありません。

この記事では、そんな橋本病の症状に寄り添いながら、

  • 体質や症状に合わせたおすすめ漢方の選び方
  • 鍼灸での甲状腺や自律神経へのアプローチ方法
  • 日常生活に取り入れやすいセルフケアのポイント

をわかりやすくご紹介します。

薬でホルモン値を安定させることはもちろん大切ですが、漢方や鍼灸で体質を整えることで、日々の疲れや冷え、気分の落ち込みを和らげ、少しでも生活の質を高めることが期待できます。

「橋本病だけど、毎日を少しでも快適に過ごしたい」そんな方に向けて、体にやさしいケアのヒントにされてください。

橋本病の原因と症状

橋本病は、自己免疫によって甲状腺の働きが低下する病気です。

甲状腺は体の新陳代謝やエネルギー産生、ホルモンバランスを調整する重要な臓器ですが、橋本病では免疫が誤って甲状腺を攻撃するため、徐々に機能が低下します。

主な原因

自己免疫の異常

本来は体を守る免疫が、自分の甲状腺を攻撃してしまう。甲状腺組織が破壊され、ホルモン分泌が低下する

遺伝的要因

家族に甲状腺疾患や自己免疫疾患がある場合、発症リスクが高い

環境・生活要因

ストレス、過労、過度なダイエットなどが発症のきっかけになることがある

性別・年齢の影響

女性に多く、30~50代での発症が比較的多い

東洋医学でみる橋本病の原因

橋本病の症状は、体の中でさまざまな働きのバランスが崩れることによって現れると考えられます。

東洋医学の視点では、特に以下の5つの要素が関係しています。

1. 瘀血(血の巡りの停滞)

血液や栄養が体の隅々までスムーズに巡らず、肩こりや頭痛、肌のくすみ、むくみが起こりやすくなる。

血の巡りを改善することで、体のだるさや冷えも緩和されやすくなる

2. 自律神経の乱れ

ストレスや生活リズムの乱れにより、自律神経のバランスが崩れる。

疲れやすさ、気分の落ち込み、眠りの質の低下などにつながる

3. 冷え(代謝の低下)

体の熱やエネルギーが不足し、手足の冷えや代謝の低下が起こる。

代謝が下がることでむくみや体重増加、疲労感も現れやすくなる

4. エネルギー不足

体を動かす力や日常の活動を支えるエネルギーが不足。

疲れやすく、日中もだるさが続くことが多い

5. 消化吸収力の低下

食べ物から十分に栄養やエネルギーを吸収できず、体全体の働きが弱まる。

胃腸の働きが弱いと、代謝や血流の改善も進みにくくなる。

橋本病の症状は、血やエネルギーの巡り、自律神経のバランス、冷えや代謝、消化吸収力の低下 が複合的に関わっています。

漢方や鍼灸は、これらのバランスを整えることで、疲れや冷え、気分の落ち込みなどの症状改善をサポートします。

橋本病におすすめの漢方3種類

橋本病の症状は人によって異なります。漢方は体質や症状に合わせて選ぶことで、体のバランスを整えやすくなります。

ここでは、特に使われる3種類を紹介します。

1. 加味逍遥散(かみしょうようさん)

①おすすめの症状・体質

自律神経の乱れが強く、気分の落ち込みやイライラがある

疲れやすいが、手足は冷えていないこともある

②漢方薬の働き

気の巡りをスムーズにし、心身のバランスを整える

ストレスによる情緒不安定や疲労感をやわらげる

2. 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

①おすすめの症状・体質

エネルギー不足が強く、疲れやすい

冷えやむくみもあり、体がだるい

②漢方薬の働き

体のエネルギーを補い、疲労回復をサポート

消化吸収力を高め、体の代謝や免疫を整える

3. 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

①おすすめの症状・体質

冷えやむくみが強く、血流の滞りを感じる

顔色が悪く、手足も冷えやすい

②漢方薬の働き

血流を改善し、体の巡りを整える

冷えやむくみをやわらげ、体全体の活力をサポート

実はあまり知られていない!橋本病は鍼灸適応症

橋本病は、甲状腺の働きが低下することで、疲れやだるさ、手足の冷え、むくみ、気分の落ち込みなど、日常生活に影響するさまざまな症状が現れる病気です。

多くの方は薬によるホルモン補充で症状を管理していますが、鍼灸が橋本病の症状改善に役立つことはあまり知られていません。

鍼灸では、体の巡りやエネルギー、自律神経、代謝、消化吸収力などのバランスを整えることで、薬だけでは改善しきれない日常の不調をやわらげるサポートができます。

しかし、橋本病に対して適切なアプローチができる鍼灸院は決して多くありません。

  • 症状や体質に合わせた鍼灸・漢方の提案
  • 自律神経や代謝、血流のバランスを整えるオーダーメイドの施術
  • 日常生活で取り入れやすいセルフケアのアドバイス

これらを総合的に行える鍼灸院は、全国でもごく限られています。

だからこそ、「どこで施術を受けるか」が橋本病の体調管理においてとても重要になります。

成功事例多数!数ある鍼灸院の中から当院が選ばれる理由

押上の鍼灸院なら改善率93.7%のクボ鍼灸院

【当院の強み1】橋本病に特化した臨床経験と実績

当院は、橋本病をはじめとした甲状腺疾患や自己免疫疾患に特化した施術を行っています。

代表の久保は、国内外での学会発表(論文報告)、専門誌掲載、自己免疫疾患の体質改善・生活習慣・食事指導に関する書籍出版など、多方面で専門性を高めてきました。

独自に体系化したメソッドとして、症状の根底にある自律神経の乱れ・血流の滞り・免疫のバランスを整え、「薬に頼らず体調を安定させる」ことを目指しています。

Google口コミ100件以上、SNSフォロワー16万人と、多くの方に支持され、遠方からも通院される方が多数。



さらに、完全個室のプライベート空間も用意しており、周囲を気にせず施術を受けられる環境を整えています。

【当院の強み2】医療との連携 × 自律神経・免疫への深い理解

橋本病の改善には、東洋医学的アプローチだけでなく、医療的知識も欠かせません。

当院では、医師や漢方薬剤師と連携し、体のバランスを整える施術を行っています。

また、当院代表の久保は医師と共同で自己免疫疾患やアレルギーの研究も行っており、学術的根拠に基づいた施術設計が可能です。

症状の背景には、ただ「甲状腺ホルモンが低下している」というだけでなく、慢性的な倦怠感や冷え、むくみ、気分の落ち込み、睡眠の質の低下、食欲や消化機能の乱れなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。

当院では、こうした体のサインを丁寧に読み取り、自律神経・血流・代謝・免疫バランスの状態を総合的に分析。一人ひとりの体質や生活リズムに合わせ、最適な施術を組み立てています。

「薬だけではスッキリしない日常の不調を何とかしたい」

「冷えやむくみ、疲労感がずっと続いている」

そんな方が、遠方からでも来院され、体調の安定や生活の質の向上を実感されています。

【当院の強み3】口コミ100件以上の臨床データに基づく“再現性のある施術”

当院では、橋本病をはじめとする自己免疫疾患の方を中心に、豊富な臨床実績を重ねてきました。

症状の原因を「甲状腺ホルモンの低下」だけで片付けず、

  • 慢性的な倦怠感や疲れやすさの背景にある自律神経の乱れ
  • 代謝低下や冷えを招く血流の滞り
  • 消化吸収力やエネルギー不足を生む生活習慣
  • 免疫バランスの揺らぎによる炎症傾向

といった多角的な視点で体を分析。その臨床データをもとに、再現性の高い施術プログラムを体系化しています。

一人ひとりの体質や生活背景(ストレス・食事・睡眠・運動習慣など)をていねいに見極め、刺激量・使用する経穴(ツボ)・施術内容はすべてオーダーメイド。

養生冊子

同じ橋本病でも、症状の出方や原因は人によってまったく違います。その違いを正確に読み取り、的確に調整できるのが当院の大きな強みです。

その場しのぎではなく、再発しにくい体、エネルギーを生み出せる体質を育てる長期的なケアを目指しています。

各線から通いやすい!押上院へのご案内

押上駅からは、徒歩約4分。押上駅B3出口(地上までエレベーター)を出て、四つ目通りを曳舟方面に直進すると青いビルと当院の看板が見えてきます。

※詳細は当院HP「行き方・アクセス」をご覧ください。

迷うことなく通える立地なので、通院ストレスを感じずに鍼灸を受けられる環境が整っています。

お客様の声

①成人スティル病・関節リウマチ

ずっと何となく疲れていて食欲もあまりなく足先とお腹の冷えがひどかったのですが、1年ほど前に蕁麻疹と38度を超える発熱、指や膝の腫れや食欲不振という症状が出たので内科を受診しました。

何の病気か分からず検査を何度も行った末に国の難病指定の免疫系の病気にかかっていることがわかりました。

熱以外の症状は続いているけれどそういう病気なので投薬治療と定期的に受診をすれば普通の生活をしていいと言われたけれど、つわりかと思うほどのひどい吐き気と倦怠感で食べられないし、顔から下の全身に広がっていた蕁麻疹は消炎剤を塗っても効果はなくお風呂に入れば痛みが増すし、寝る時に体が温まってくるとますます痒くなって眠れない。

ここまで落ちた体力を回復させるにはどうしたらいいか悩んでいたときにクボ先生の書き込みをXで見つけ、鍼灸治療を受けることを思いつきました。

鍼灸治療はこれまでにも受けたことがあったしその効果は実感していたので今回も治療の効果はあるはずだと期待してました。

関節リウマチの症状もあって膝は痛いし貧血気味で歩くのも電車に乗って出かけるのも大変だったけれど、最初の治療が終わった時にそれまでの怠さが消えてスッキリしていたのは本当に驚きで!一回の治療でこんなに効果があるなら続けて通ったらどれだけ良くなるか楽しみで毎週通うことに。

お風呂に入るのが怖いくらいに腫れ上がっていた蕁麻疹もいつしか消えて、夜も眠れるようになりました。薬の副作用で抵抗力が落ちているので肺炎にかかったりもしたけれど、通い始めて9ヶ月くらい経った頃にははっきりと体調が良くなっていると実感するようになりました。

通院の回数は減らしてきていますが、根本的な体調改善のためにもまだ通うつもりでいます。今後ともよろしくおねがいします。

②関節リウマチ

人間ドックでリウマチ因子の値が高いと言われていましたが、リウマチが発症したと言われた時は目の前がまっ暗になりました。腕のシビレと指の関節の痛みも不安でした。

知り合いの薦めでクボ鍼灸院の治療を受け始めて、シビレや痛みが減ってきたのですが、同時に長年の胃腸の悪さも改善してくださってることに感謝しかありません。

リウマチと繋がっていたとは知りませんでした。胃腸専門病院でも改善しなくて、その後中国で学んだという漢方薬の先生や地元の鍼灸院での治療でも下痢症は治らず諦めていました。

久保先生のおかけで下痢症が改善してきていると共に爪の色の血色がとても良くなり黒いシミだらけだった下腹部の皮膚も綺麗になりました。時々吐いて辛かった症状もおさまってきました。

まだ関節の痛みや痺れが良くなり、趣味のフルートができるようになりました。諦めていた年一回の発表会も参加できて本当に嬉しかったです。

これからも、ずっとお世話になりたいと思っています。

③潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎を克服した患者様とのインタビュー動画。

2022年11月かに潰瘍性大腸炎と診断され、採血のCRP値(炎症マーカー)が35という極めて高い異常値を記録し、医師からは100人の1人の数値と言われる。

以降、トイレに1日30回近く通うほどの激しい症状に苦しみましたが、退院時でもCRPは4台後半の高値を示し、医師からは症状の強さにより治療の難しさが示唆されました。体重は62kg→42kgまで20kg減少し、筋力低下や歩行困難も生じていました。

医師からは、この薬が効かなければ大腸全摘出手術しか選択肢がないと告げられ、患者さんは手術を強く拒否。この間にもSNSやYouTubeで情報収集を進め、当院に希望を持って6月下旬に新治療を開始しました。初期は一日に10回に及ぶ頻繁な排便や熱が続き、著しい体調不良状態でしたが、鍼灸のサポートも取り入れながら徐々に改善を図りました。

鍼灸治療の取り組みと3カ月の劇的な改善、医師と患者の信頼関係、治療開始から3カ月が経過すると、CRP値は初期の4~5から徐々に減少し、7月末には0.18と正常値に近い数値まで改善。患者さんの体重も8kg増加し、食欲の回復や体力の向上が見られました。

現在は寛解期を維持しており、月に1回程度メンテナンスのため来院されています。

④潰瘍性大腸炎

発症から6年、薬の効果もなく悪化し、切迫性便失禁・血便・肛門痛・腹痛に悩まされ、医師からは「次の薬が効かなければ大腸全摘」とまで言われる。

外出もできないほどの状態から、春に鍼灸治療を開始。初めはやっとの思いで週1回の通院を続け、数ヶ月でトイレの回数が1日15回→5回に減少、血便や切迫感も改善。

炎症マーカー(CRP)は0.01未満まで回復し、2年ぶりに九州の実家へ帰省できるまでに。

「体を温めて強くする鍼灸治療が、私の体質に合っていた。病院以外の選択肢としてぜひ知ってほしい」と語ってくださいました。

⑤潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎という持病を持っており、一年程前から通っています。

丁度その頃に症状が悪くなり困っていたのですが、たまたまHPで潰瘍性大腸炎の治療もできるというの目にし、ダメ元で1.2回だけでもと思い通いました。

すると不思議と治療をしていくうちに続いていた腹痛が減っていったりと症状がよくなっていきました。食事がまともに取れずにいたのですが、今では普通に人と同じくらいの食事ができ、減少してしまった体重も徐々に増えてきています。

また、誰にも話せないようなプライベートなどでの相談などもしっかりと聞いてくれアドバイスをくれたり、真面目に治療するのだけではなく、時々ふざけた話もしてくれるので、とても精神面的にも楽になります!!

クボ鍼灸院に出会い、身体がよくなりほんとに感謝しています!!ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします。

—2024年12月28日追記—

クボ鍼灸院に通院してから約3年が経ちました。以前までは毎週通院していたのですが、今では月に一度まで減らすことができました。

症状は時々でるため薬は飲んでいますが極端に悪くなることはありません。趣味の筋トレも再開でき、食事もしっかりと摂ることができているため減った体重も15キロ増やすことができました。

先生の高い施術力とアドバイス、なんでもお話ができるといった人柄のお陰です。他の先生方も来院するといつも優しく対応していただきとても通いやすいです!ありがとうございます!今後もよろしくお願いします!

最後に:橋本病の方にメッセージ

橋本病の方から、よくこう言われます。

「この疲れやだるさが一生続くと思うと不安でした」

「冷えやむくみ、気分の落ち込みもあって、どうしたらいいかわからなかった」

その気持ちは、本当によくわかります。

しかも橋本病は、まわりから「疲れてるだけじゃない?」と理解されにくいことも多く、ひとりで抱え込んでしまう方が本当に多い病気です。

でも、どうか諦めないでください。

東洋医学の鍼灸は、体に負担をかけることなく、自律神経・血流・代謝・免疫バランスを整え、ホルモンに振り回されにくい「安定した体」を育てていくことができます。

小さな一歩でも、体は確実に変わっていきますので、一緒に調子の良い日を取り戻していきましょう。

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