
最近の消化器内科では、アサコールやリアルダといった「5-ASA製剤」を主軸にしつつ、どうしても取り切れない腹痛や下痢、お腹の張りに対して「補助的」にツムラの漢方がセットで処方されるのが一般的になっています。
しかし、そこに「大きな落とし穴」があることも!!

病院で処方されるツムラの漢方薬を、毎日欠かさず飲んでいる。 それなのに、下痢が止まらなかったり、お腹の冷えや張りがいつまでも改善されなかったりすることはありませんか?
「漢方だから、効き目がゆっくりなのかな?」と思われがちですが、実はそうではありません。
もし変化を感じられないのであれば、それはお薬の問題ではなく、今のあなたの「体質(証)」と選ばれた番号がズレている可能性があります。
この記事を読むことで、漢方薬が効かない「本当の理由」と、自分の体質に合わせた「正しい活用法」がわかりますので、ぜひ参考にされてください。
「5-ASA製剤」と「漢方薬」の正しい役割分担

西洋薬と漢方薬は、得意分野が違います。この役割の違いを理解することが、症状を改善させる第一歩です。
| 項目 | 5-ASA製剤(西洋薬) | ツムラ漢方薬(東洋医学) |
| 主な役割 | 「火消し」(炎症を直接抑える) | 「体質改善」(炎症の起きにくい体へ) |
| アプローチ | 腸の粘膜に直接働きかける | 全身のバランス(冷え・巡り)を整える |
| 得意なこと | 急激な炎症や出血を食い止める | 薬で取り切れない腹痛・張り・冷えの解消 |
| 落とし穴 | 「なぜ炎症が起きたか」の根本解決は苦手 | 体質(証)に合っていないと効果が出ない |
多くのドクターは、炎症データを見て薬を選びますが、東洋医学的な「体質(冷え、熱、エネルギー不足)」までは加味されないことがほとんどです。
これが「飲んでいるのに変わらない」というズレを生みます。
体質に合わせた正しい番号(ツムラ)の選び方

UCでよく処方されるツムラ漢方の「正しい使い分け」をまとめました。
今のあなたの症状や体質と照らし合わせてみてください。
| 漢方薬の番号・名称 | 向いている体質(正しい使い方) | 注意が必要なケース(逆効果の恐れ) |
| 100番:大建中湯 | お腹が芯から冷え、張りが強い。温めると楽になるタイプ。 | 炎症が強く、お腹に熱感がある時。下痢が激しい時。 |
| 14番:五苓散 | 体に余分な水分が溜まり、むくみや泥状便が出るタイプ。 | 口が渇くのに尿が出にくいといった「水不足」の時。 |
| 25番:桂枝茯苓丸 | 血流が悪く粘膜の再生が遅い。**「瘀血(おけつ)」**があるタイプ。 | 貧血がひどく、体が著しく消耗(虚弱)している時。 |
病院では「お腹の張り=100番」と機械的に出されがちですが、炎症が強い活動期に100番を飲むと、火に油を注ぐ結果になることもあります。
なぜ体質のズレがわかるのか?専門家が行う「四診」という見極め

病院の検査数値には現れないお体の状態を、東洋医学では「四診(ししん)」という4つのアプローチで分析します。
これにより、今のあなたに本当に必要な漢方や刺激量を見極めます。
① 望診(ぼうしん):目で見る診断
顔色や肌のつや、特に「舌(ぜっしん)」を重視します。
舌が白ければ冷え、赤みが強ければ炎症(熱)があるなど、消化管の状態が鏡のように現れます。
② 聞診(ぶんしん):耳と鼻で聴く診断
声の力強さやお腹が鳴る音、排泄物の臭いなどを確認します。
これらはエネルギーの過不足や、体内に「熱」がこもっていないかを知る手がかりに。
③ 問診(もんしん):対話による診断
単に「お腹が痛いか」だけでなく、便の形状、食欲、睡眠、さらには「温めると楽か、冷やすと楽か」など、日常生活の中にある小さなサインを丁寧に伺います。
④ 切診(せっしん):体に触れる診断
手首の脈(みゃくしん)やお腹(ふくしん)に直接触れます。
お腹の弾力や冷たさ、特定の場所を押した時の痛みから、腸の深部の状態をダイレクトに読み取ります。
体質(証)に合わせた正しい選び方:なぜ「同じ病名」で薬が変わるのか?

東洋医学では、病名(潰瘍性大腸炎)ではなく、その時のあなたのお体の状態(証)を最も重視します。
同じ下痢や腹痛でも、原因が「冷え」なのか「熱」なのかで、選ぶべき漢方の番号は180度変わるということです。
1. 「炎症(熱)」が強いタイプ
お腹が熱く感じたり、喉が渇いたり、赤ら顔になりやすい方は、体内に過剰な「熱」がこもっています。
炎症を鎮め、熱を逃がす漢方(黄連解毒湯など)が中心となります。
間違い:ここで体を温める「大建中湯(100番)」などを飲むと、火に油を注ぐことになり、かえって出血や腹痛が悪化することがあります。
2. 「冷え(寒)」が強いタイプ
手足が冷え、お腹を温めると痛みが和らぐ、水っぽい下痢が出るタイプです。
お腹を芯から温める「大建中湯(100番)」などが効果を発揮します。
間違い:炎症を抑える力が強い漢方を飲み続けると、お腹が冷えすぎてしまい、腸の修復が遅れる原因になります。

3. 「エネルギー不足(気虚)」タイプ
常に疲れやすく、食欲がない、粘膜の再生力が落ちているタイプです。
胃腸の「気」を補い、免疫の暴走をなだめる漢方(人参湯など)を選びます。
間違い:強い下剤成分が含まれる漢方や、デトックス効果が強すぎるものを使うと、さらに体力が削られ寛解から遠ざかってしまいます。
4. 「血流の滞り(瘀血)」タイプ
粘膜の傷がなかなか治らず、便にどす黒い血が混ざるような状態です。
血流を改善し、粘膜の再生を促す「桂枝茯苓丸(25番)」などを用います。
これらはあくまでも一例です。実際には四診による正確な見極めが不可欠です。
実はあまり知られていない!鍼灸と漢方(ツムラ)を併用するメリット

「病院の薬や漢方に加えて、さらに鍼灸も必要なの?」と思われるかもしれません。
しかし、東洋医学において鍼灸(外からの刺激)と漢方(内からの吸収)は、車の両輪のような関係です。
特に潰瘍性大腸炎において、この2つを併用することには大きなメリットがあります。
1. 漢方の「吸収力」を高める土台作り
胃腸の機能が著しく低下していると、せっかくの漢方薬も十分に吸収されません。
鍼灸によって内臓の血流を促し、胃腸の働きを活発にすることで、漢方薬の成分がしっかりと体に届く「受け入れ態勢」を整えます。
2. 「自律神経」と「炎症」のダブルブロック
漢方薬が体内の化学反応を通じて炎症にアプローチする一方で、鍼灸は自律神経を介して免疫の暴走を抑えます。
内側と外側の異なるルートからアプローチすることで、薬だけでは取り切れなかった症状の改善を早めます。
3. 副作用の緩和と体質の微調整
例えば、炎症を抑える漢方の中には、体を冷やす性質を持つものもあります。
鍼灸で冷えを補いながら治療を進めることで、漢方のデメリットを打ち消し、より安全に体質改善を進めることが可能になります。
病院の治療をベースにしつつ、鍼灸で「漢方が効きやすい体」へと導く。このハイブリッドなアプローチこそが、寛解を維持するための最も近道な選択肢なのです。
成功事例多数!口コミ100件以上の実績と経験(潰瘍性大腸炎)

【当院の強み①】豊富な臨床経験と潰瘍性大腸炎に特化した鍼灸施術
下痢、血便、切迫性便意、多便、腹痛などで日常生活に支障がある方、薬だけでは症状が安定しない潰瘍性大腸炎に対応しています。
これまでに100件以上の口コミ評価と多くの症例を重ね、患者一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイド施術を提供。
腸のバリア機能(腸粘膜)、消化吸収力、全身の気血・津液・自律神経の状態を整えることで、再発しにくい体質づくりを目指します。
【当院の強み②】医師との連携と国内外での専門活動

当院代表は医師との共同研究や国内外学会での症例報告の実績があり、最新の医療知見を鍼灸施術に取り入れています。
西洋医学的な検査結果や薬の使用状況、腸内環境の評価も踏まえ、東洋医学の「証(体質)」に合わせた最適な施術プランを科学的に立案。
鍼灸と医療を組み合わせることで、安全性を確保しながら症状改善を効率的にサポートします。
【当院の強み③】中医師・漢方薬剤師との強力な専門家連携

当院の最大の特徴は、鍼灸師による体質判断だけでなく、中医師(中国の医師免許保持者)および漢方薬剤師と密に連携している点です。
当院では、以下の体制であなたの寛解をバックアップします。
- 本場・中医学の視点(中医師との連携):古典的な理論から最新の知見まで、本場の診断ロジックをあなたの治療に活かします。
- 薬理学的な裏付け(漢方薬剤師との連携):服用中の「ツムラ漢方」の生薬構成や、5-ASA製剤との相互作用を薬剤師がチェック。
自分一人で悩むのではなく、東洋医学のスペシャリストチームがあなたの寛解を支える。この安心感こそが、当院が多くの患者様に選ばれ、確かな実績を上げている理由です。
改善の声|30代・女性
潰瘍性大腸炎で通院してます。
きっかけは自分の体調をもっと良くしたいと思い、久保先生のYouTubeを見たことでした。
2週間に1回のペースで通っていますがついに先日、ステロイドなしでCRP:0という数値も出ました。
生物学的製剤も使っていますが、ステロイドなしでCRPが0というのは初めてだったのでとても嬉しく、クボ鍼灸院での治療のおかげもあるなと思いました。
大腸以外のちょっとした不調でも相談でき、すぐに解決していただけるためこれからもお世話になろうと思っています。

改善の声|20代・男性
潰瘍性大腸炎という持病を持っており、一年程前から通っています。
丁度その頃に症状が悪くなり困っていたのですが、たまたまHPで潰瘍性大腸炎の治療もできるというの目にし、ダメ元で1.2回だけでもと思い通いました。
すると不思議と治療をしていくうちに続いていた腹痛が減っていったりと症状がよくなっていきました。食事がまともに取れずにいたのですが、今では普通に人と同じくらいの食事ができ、減少してしまった体重も徐々に増えてきています。
また、誰にも話せないようなプライベートなどでの相談などもしっかりと聞いてくれアドバイスをくれたり、真面目に治療するのだけではなく、時々ふざけた話もしてくれるので、とても精神面的にも楽になります!!
クボ鍼灸院に出会い、身体がよくなりほんとに感謝しています!!ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします。
—2024年12月28日追記—
クボ鍼灸院に通院してから約3年が経ちました。以前までは毎週通院していたのですが、今では月に一度まで減らすことができました。
症状は時々でるため薬は飲んでいますが極端に悪くなることはありません。趣味の筋トレも再開でき、食事もしっかりと摂ることができているため減った体重も15キロ増やすことができました。
先生の高い施術力とアドバイス、なんでもお話ができるといった人柄のお陰です。他の先生方も来院するといつも優しく対応していただきとても通いやすいです!ありがとうございます!今後もよろしくお願いします!
最後に:潰瘍性大腸炎でお悩みの方にメッセージ
今すぐ始めるべき「免疫を整える」第一歩
潰瘍性大腸炎、クローン病など、自己免疫疾患で悩む方は、体の内側からのサインを見逃さないことが大切です。
東洋医学では、五臓六腑のバランスが免疫の暴走と関わっていると考えます。
ストレスや冷え、食事、ホルモンの変化など、さまざまな要因が重なることで、免疫の調整機能が低下してしまうのです。
当院では、弱った内臓の働きを補い、血流や自律神経を整える独自の鍼灸施術と東洋医学的アプローチを組み合わせ、体質や症状に合わせたオーダーメイド施術を提供しています。
血便、腹痛、倦怠感、下痢、発熱。
これらはすべて、体が発している小さなSOSです。あなたの「根本原因」を見極め、五臓六腑のバランスを取り戻すことで、免疫が安定した状態へ導きます。
あなたの体調を良くするために私たちは全力でサポートいたします。
| 施術メニュー | 料金 |
東洋鍼灸 (45分) | 5,500円(税込) |
※初回5500円+初検料2000円=7500円(税込)
初めての方でも安心して施術を体験できるよう、電話にて無料相談を受付中です。
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