膠原病に鍼灸は効果ある?鍼灸院での施術と体質改善のポイント

膠原病は、関節の痛みや疲労感、皮膚症状など、体のあちこちにさまざまな症状が出るため、日常生活が思うように過ごせないことも少なくありません。

  • 病院で薬は出されているけど、副作用が心配で長く続けるのが不安
  • 関節のこわばりや倦怠感を少しでも和らげたい
  • 体質から整えて、薬に頼らず改善したい

そんな思いを抱えて、鍼灸を検討している方も多いでしょう。

実は、膠原病は体の免疫や自律神経、血流のバランスが関係する疾患で、東洋医学的に体質を整える鍼灸は症状の緩和や生活の質向上に役立つことがあります。

この記事では、膠原病で鍼灸を受ける際に知っておきたい「専門院での施術の特徴」と「体質改善のポイント」をわかりやすく解説します。

後悔しない!膠原病で鍼灸院を選ぶための3つの重要チェックポイント

チェック1:膠原病に特化した“専門的な知識と臨床経験”

膠原病は関節、皮膚、血管、内臓など多岐にわたる症状が出るため、一般的な肩こりや疲労回復の鍼とは全く異なります。

そのため重要なのが、施術者の臨床経験です。

膠原病特有の免疫異常や慢性炎症、関節痛、倦怠感など、症状や体質の違いを理解した上で、的確な経絡・経穴(ツボ)にアプローチできることが効果につながります。

専門院では、施術前に以下のような体質チェックを丁寧に行います。

  • 望診:顔色・舌・皮膚の状態を観察
  • 聞診:呼吸や声、体の熱感を確認
  • 問診:倦怠感、関節痛、食事や生活習慣の特徴を整理
  • 切診:脈診や腹診で血流や内臓の緊張を把握

こうした四診により、「なぜ関節がこわばるのか」「慢性疲労の根本原因はどこか」を明確にできるのが、膠原病に強い鍼灸院の特徴です。

チェック2:西洋医学 × 東洋医学の“統合ケア”ができるか

膠原病は、薬だけではコントロールしきれない体調の波があり、逆に東洋医学だけでは炎症のステージを見落とすことがあります。

つまり、どちらか片方だけでは不十分になりやすい病気です。

だからこそ大切なのは、血液検査の数値や炎症の状態を理解しつつ、東洋医学の体質診断も踏まえて施術できる鍼灸院かどうか。

実際の施術では、CRPやESRなどの炎症値、朝のこわばり、寒暖差での悪化、疲労・ストレスの影響など、日によって変動する体の状態を細かく読み取りながら施術を行います。

これにより、刺激量の調整やアプローチの優先順位が大きく変わってくるからです。

さらに膠原病は、食事・睡眠・ストレスといった日常の要素が症状に直結します。

そのため、鍼灸だけでなく、

  • 炎症が悪化しにくい食の選び方
  • 免疫バランスを整える栄養の考え方
  • 倦怠感や冷えを軽減する生活リズム
  • ストレスによる自律神経の乱れを整える方法

までサポートできる院ほど改善が進みやすくなります。

鍼灸と医療と生活ケアを「点ではなく線」でつなぐこと。これが、症状を安定させ、再燃しにくい体づくりにつながる最も大切なポイントです。

チェック3:あなたの“体質に合わせた”オーダーメイド施術ができるか

膠原病の鍼灸で最も重要なのは、「どのツボを使うか」よりも「今のあなたの体が何を求めているか」を見極められるかどうかです。

膠原病は、炎症の波や疲労度、天候・ストレスの影響を強く受けるため、その日の体調によって、皮膚の硬さ・脈・呼吸・冷えの出方が大きく変わります。

つまり、マニュアル通りの施術では対応しきれない病気なのです。

たとえば、朝のこわばりが強い日は関節周囲の血流と温める力を補う施術が中心になりますし、全身のだるさが抜けない日は免疫の過剰反応を鎮めるルートを整えることが優先になります。

体の反応パターンは全く異なりますので、その違いを踏まえて、刺激量・使う経穴・施術の順番まで変えることが、結果に直結するわけです。

だからこそ、膠原病の鍼灸は「この病気にはこのツボ」という固定化された施術では不十分。

あなたの体質・炎症のステージ・その日のコンディションを立体的に読み取る“オーダーメイドの調整力”が必要なのです。

「場所」より「結果」!遠方からでも“膠原病に特化した院”を選ぶべき理由

〇 膠原病改善の最短ルートは「専門性の高い質の良い治療」を受けること

膠原病(関節リウマチ・SLE・強皮症・シェーグレンなど)は、一般的な肩こり・腰痛とはまったく別のアプローチが必要になります。

単に関節や筋肉に鍼を打てば良いというものではなく、炎症・免疫バランス・自律神経・内臓の疲れ・血流を総合的に読み取る高度な診断力が求められます。

特に大切なのは、体質や病勢に合わせて刺激量を細かく調整できること。

炎症が強い時期に強い刺激を入れると、かえって症状が悪化する場合もあるため、刺さない鍼(銀鍼・金鍼)などを用いた“優しい施術”が欠かせません。

さらに、東洋医学の核である 弁証論治(体質判断と施術設計) をしっかり行えるかどうかも、結果を大きく左右します。

  • 免疫が過剰に反応しているタイプ
  • 血流が滞り、痛みが強く出やすいタイプ
  • 自律神経が乱れやすく、疲労・倦怠感が続くタイプ
  • 五臓六腑のバランスが崩れて体調が波打つタイプ

膠原病は一人ひとり病態も体質も全く違うため、同じ施術を全員に行っても十分な効果は得られません。

だからこそ、体の状態を丁寧に見極め、「今日はどこに、どのくらい、どんな刺激を入れるか」 を微調整できることが、症状を安定させる鍵になります。

〇 なぜ、遠方からでも膠原病専門の鍼灸院に通う人が増えているのか?

最近では、遠方からでも膠原病(関節リウマチ・SLE・強皮症など)に特化した鍼灸治療を求めて通う方が増えています。

たとえば、神奈川県在住のCさんの場合。

近所の鍼灸院で一般的なマッサージや鍼を受けていましたが、関節のこわばりや疲労感、慢性的な倦怠感が改善せず、不安だけが続いていました。

そこで、膠原病を専門にみる鍼灸院で、免疫バランスと血流を整える施術や、体質に合わせた生活・食事プログラムを受けたところ、数回で「関節のこわばりがやわらぎ、日常生活が楽になった」と変化を実感。

多くの方が気づき始めています。「近いから」ではなく、“正しく見てもらえるか”が改善の近道になるのです。

専門性の高い施術を受けることで、結果的に通院期間も総費用も抑えられるケースは少なくありません。

だからこそ今は、距離よりも専門性を優先して通う人が増えています。

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【当院の強み1】膠原病に特化した臨床経験と実績

当院は、関節リウマチ・成人スティル病、シェーグレン症候群など、膠原病や自己免疫疾患に伴う関節・筋肉・全身症状に特化した鍼灸を行っています。

代表の久保は、国内外で学会発表(論文報告)を行い、専門誌掲載や、膠原病・自己免疫疾患の体質改善・生活習慣・食事指導に関する書籍も出版しています。

独自に体系化したメソッドとして、症状の根底にある炎症・血流の滞り・自律神経の乱れを同時に整え、「薬に頼らず体調を安定させる」ことを目指しています。

Google口コミ100件以上、SNSフォロワー16万人と、多くの方に支持され、遠方からも通院される方が多数。

さらに、完全個室のプライベート空間も用意しており、周囲を気にせず施術を受けられる環境を整えています。

【当院の強み2】医療との連携 × 自律神経・免疫への深い理解

膠原病の改善には、東洋医学的アプローチだけでなく、医療知識も欠かせません。

当院では、医師や栄養のプロと連携し、薬に頼りすぎず、体のバランスを整える施術を行っています。

また、当院代表の久保は医師と共同でアレルギーの研究も行っており、学術的根拠に基づいた施術設計が可能です。

症状の背景にある「関節の炎症・倦怠感・血流・睡眠・生活習慣」などを分析し、一人ひとりの状態に合わせて施術を行います。

「薬に頼らず体調を安定させたい」方や、「症状が繰り返し生活に支障をきたすのがつらい」という方が、遠方からでも通院され、症状改善と生活の質向上を実感しています。

【当院の強み3】口コミ100件以上の臨床データに基づく“再現性のある施術”

当院では、関節リウマチ・成人スティル病、シェーグレン症候群などの膠原病を中心に豊富な臨床実績を重ねてきました。

症状の原因を単なる「関節の炎症」としてだけでなく、

  • 関節・筋肉の血流滞りや炎症
  • 自律神経・免疫バランスの乱れ
  • 筋緊張や姿勢による負荷の偏り
  • 食事や生活習慣による体調変化

といった多角的な視点で分析。そのデータをもとに、再現性の高い施術プログラムを体系化しています。

養生冊子

一人ひとりの体質や生活背景(ストレス・食事・睡眠・運動習慣など)を見極め、刺激量・使用経穴(ツボ)・施術内容をオーダーメイドで最適化。

「同じ膠原病でも原因は人によって異なる」ことを見抜き、的確に調整できるのが当院の強みです。

さらに、再発予防のためのセルフケア指導、生活習慣・食事アドバイスも重視。

その場しのぎの改善ではなく、再発しにくい体と関節を育てる長期的ケアを目指しています。

各線から通いやすい!押上院へのご案内

押上駅からは、徒歩約4分。押上駅B3出口(地上までエレベーター)を出て、四つ目通りを曳舟方面に直進すると青いビルと当院の看板が見えてきます。

※詳細は当院HP「行き方・アクセス」をご覧ください。

迷うことなく通える立地なので、通院ストレスを感じずに鍼灸を受けられる環境が整っています。

お客様の声

①成人スティル病・関節リウマチ

ずっと何となく疲れていて食欲もあまりなく足先とお腹の冷えがひどかったのですが、1年ほど前に蕁麻疹と38度を超える発熱、指や膝の腫れや食欲不振という症状が出たので内科を受診しました。

何の病気か分からず検査を何度も行った末に国の難病指定の免疫系の病気にかかっていることがわかりました。

熱以外の症状は続いているけれどそういう病気なので投薬治療と定期的に受診をすれば普通の生活をしていいと言われたけれど、つわりかと思うほどのひどい吐き気と倦怠感で食べられないし、顔から下の全身に広がっていた蕁麻疹は消炎剤を塗っても効果はなくお風呂に入れば痛みが増すし、寝る時に体が温まってくるとますます痒くなって眠れない。

ここまで落ちた体力を回復させるにはどうしたらいいか悩んでいたときにクボ先生の書き込みをXで見つけ、鍼灸治療を受けることを思いつきました。

鍼灸治療はこれまでにも受けたことがあったしその効果は実感していたので今回も治療の効果はあるはずだと期待してました。

関節リウマチの症状もあって膝は痛いし貧血気味で歩くのも電車に乗って出かけるのも大変だったけれど、最初の治療が終わった時にそれまでの怠さが消えてスッキリしていたのは本当に驚きで!一回の治療でこんなに効果があるなら続けて通ったらどれだけ良くなるか楽しみで毎週通うことに。

お風呂に入るのが怖いくらいに腫れ上がっていた蕁麻疹もいつしか消えて、夜も眠れるようになりました。薬の副作用で抵抗力が落ちているので肺炎にかかったりもしたけれど、通い始めて9ヶ月くらい経った頃にははっきりと体調が良くなっていると実感するようになりました。

通院の回数は減らしてきていますが、根本的な体調改善のためにもまだ通うつもりでいます。今後ともよろしくおねがいします。

②関節リウマチ

人間ドックでリウマチ因子の値が高いと言われていましたが、リウマチが発症したと言われた時は目の前がまっ暗になりました。腕のシビレと指の関節の痛みも不安でした。

知り合いの薦めでクボ鍼灸院の治療を受け始めて、シビレや痛みが減ってきたのですが、同時に長年の胃腸の悪さも改善してくださってることに感謝しかありません。

リウマチと繋がっていたとは知りませんでした。胃腸専門病院でも改善しなくて、その後中国で学んだという漢方薬の先生や地元の鍼灸院での治療でも下痢症は治らず諦めていました。

久保先生のおかけで下痢症が改善してきていると共に爪の色の血色がとても良くなり黒いシミだらけだった下腹部の皮膚も綺麗になりました。時々吐いて辛かった症状もおさまってきました。

まだ関節の痛みや痺れが良くなり、趣味のフルートができるようになりました。諦めていた年一回の発表会も参加できて本当に嬉しかったです。

これからも、ずっとお世話になりたいと思っています。

③潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎を克服した患者様とのインタビュー動画。

2022年11月かに潰瘍性大腸炎と診断され、採血のCRP値(炎症マーカー)が35という極めて高い異常値を記録し、医師からは100人の1人の数値と言われる。

以降、トイレに1日30回近く通うほどの激しい症状に苦しみましたが、退院時でもCRPは4台後半の高値を示し、医師からは症状の強さにより治療の難しさが示唆されました。体重は62kg→42kgまで20kg減少し、筋力低下や歩行困難も生じていました。

医師からは、この薬が効かなければ大腸全摘出手術しか選択肢がないと告げられ、患者さんは手術を強く拒否。この間にもSNSやYouTubeで情報収集を進め、当院に希望を持って6月下旬に新治療を開始しました。初期は一日に10回に及ぶ頻繁な排便や熱が続き、著しい体調不良状態でしたが、鍼灸のサポートも取り入れながら徐々に改善を図りました。

鍼灸治療の取り組みと3カ月の劇的な改善、医師と患者の信頼関係、治療開始から3カ月が経過すると、CRP値は初期の4~5から徐々に減少し、7月末には0.18と正常値に近い数値まで改善。患者さんの体重も8kg増加し、食欲の回復や体力の向上が見られました。

現在は寛解期を維持しており、月に1回程度メンテナンスのため来院されています。

④潰瘍性大腸炎

発症から6年、薬の効果もなく悪化し、切迫性便失禁・血便・肛門痛・腹痛に悩まされ、医師からは「次の薬が効かなければ大腸全摘」とまで言われる。

外出もできないほどの状態から、春に鍼灸治療を開始。初めはやっとの思いで週1回の通院を続け、数ヶ月でトイレの回数が1日15回→5回に減少、血便や切迫感も改善。

炎症マーカー(CRP)は0.01未満まで回復し、2年ぶりに九州の実家へ帰省できるまでに。

「体を温めて強くする鍼灸治療が、私の体質に合っていた。病院以外の選択肢としてぜひ知ってほしい」と語ってくださいました。

⑤潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎という持病を持っており、一年程前から通っています。

丁度その頃に症状が悪くなり困っていたのですが、たまたまHPで潰瘍性大腸炎の治療もできるというの目にし、ダメ元で1.2回だけでもと思い通いました。

すると不思議と治療をしていくうちに続いていた腹痛が減っていったりと症状がよくなっていきました。食事がまともに取れずにいたのですが、今では普通に人と同じくらいの食事ができ、減少してしまった体重も徐々に増えてきています。

また、誰にも話せないようなプライベートなどでの相談などもしっかりと聞いてくれアドバイスをくれたり、真面目に治療するのだけではなく、時々ふざけた話もしてくれるので、とても精神面的にも楽になります!!

クボ鍼灸院に出会い、身体がよくなりほんとに感謝しています!!ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします。

—2024年12月28日追記—

クボ鍼灸院に通院してから約3年が経ちました。以前までは毎週通院していたのですが、今では月に一度まで減らすことができました。

症状は時々でるため薬は飲んでいますが極端に悪くなることはありません。趣味の筋トレも再開でき、食事もしっかりと摂ることができているため減った体重も15キロ増やすことができました。

先生の高い施術力とアドバイス、なんでもお話ができるといった人柄のお陰です。他の先生方も来院するといつも優しく対応していただきとても通いやすいです!ありがとうございます!今後もよろしくお願いします!

最後に:膠原病の方にメッセージ

膠原病の方から、よくこう言われます。

「もう治らないと諦めていました」

「一生、付き合っていく覚悟をしていました」

その気持ちは痛いほどわかります。良くなったと思ったらまた悪化し、気持ちが折れそうになる。周りに理解されにくく、ひとりで抱え込んでしまう。

でも、どうか諦めないでほしいです。

東洋医学は「負担をかけずに体の土台を整える」ことができます。

今すぐ一歩を踏み出し、調子のいい日を取り戻していきましょう。

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