更年期障害が重くなる原因と解決法

- 更年期になって、めまいがひどくなった
- ホットフラッシュで火照りやのぼせがある
- 急に首や背中にバァーと汗をかく
- 筋肉が痩せたり、関節がこわばる
- 不安感が増したり、動悸がする
更年期になると、上記のような症状で悩む方も多いと思います。
しかし、ここで一つ考えていただきたいのが、同じ更年期障害といっても、症状が重い人もいれば軽い人もいらっしゃいますよね。
「この差は一体何が原因なのか」ということを考えなくてはいけません。
そこで今回は「更年期障害を重くする原因」と「具体的にどのように対策をすれば症状を軽くできるのか」ということをお伝えしていきたいと思います。
更年期障害で悩んでいるという方は、解決するヒントになるので最後までご覧下さい。
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更年期障害が重くなる原因
早速ですが、更年期障害が重くなる原因をお伝えしていきます。
これはスバリ、下半身の血流が悪いことです。
なぜかというと、特に閉経前後の女性の血液の状態は、
エストロゲンには血管をしなやかにしたり、
しかし、更年期になりエストロゲンが減ってしまうと、全身の血流が悪くなります。
その中でも、特に血流が悪くなるのが「下半身」です。
下図のような赤い糸ミミズ状の毛細血管がありませんか?
これは細絡(さいらく)と言われ、血行不良が起きているサインです。
もしあなたが細絡がある状態で更年期障害が重くなっているのであれば、下半身の血流を良くすることが最重要であることを肝に銘じておかなければなりません。
下半身の血流が良くなれば、老廃物をデトックスできたり、血流が良くなって酸素や栄養を全身に運べて症状を緩和させることができるのです。
下半身の血流を良くする方法
下半身の血流をよくするには、股関節周りのエクササイズとスクワットが大切です。
股関節のエクササイズは四つん這いになった状態で股関節を内回し、外回しを5〜10回くらい行うこと。
スクワットは正しいホームで1日10回でいいので継続してみてください!
まとめ
今回は「更年期障害が重くなる人の原因と解決法」をお伝えしてきました。
まとめると、更年期障害が重くなる人は下半身の血流が悪い。
そして、下半身の血液循環を良くするには股関節回しとスクワットが大事であるとお伝えしました。
また、当院では体質別のセルケア冊子をお渡しして、更年期障害を改善するためのアドバイスもしております。
毎日コツコツやれば体質は変わるので、ぜひ実践してみてください!